ブラック企業陥落(その2)

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「すべて私の責任だとお話しした」 渡辺美樹氏一問一答



渡辺美樹氏は8日、遺族との和解後、東京地裁前で記者団の取材に応じた。一問一答は次の通り。


ワタミグループ過労自殺訴訟が和解 会社側が責任認める

――和解についてどう受け止めていますか。

和解していただいて、やっと、直接おわびすることができた。よかったと思っている。
(遺族には)『すべて私の責任だ』とお話しした」



――裁判の当初は、自身の法的責任を認めなかったのはなぜですか。

「法的責任については解釈の違いの調整だった。もちろん道義的責任については『120%ある』
と明言してきた。(裁判で)ご遺族のおっしゃっていることがもっともだと理解できた結果、
すべて受け入れた」



――かつて、この件は「(亡くなった)本人を採用したのが問題だった」と朝日新聞の取材に話
していたが、認識に変化はないですか。

「いや、すべて撤回しておわびしたい。採用したのは我々ですから。亡くなられた方には一切責任
はないし、ご遺族には全く責任はないと思っている」


 
――この労災事件以降、ワタミの外食事業の売り上げが落ちています。

「今回、我々に対する企業批判が実際に営業に対して、経営に対して大きな影響を与えたことは確かだ」




――遺族は再発防止を求めています。

「それについてはたくさんの約束事をした。私は創業者として、大株主として、今の経営陣に対して、
今回約束したことをしっかり守るように、私自身が見守ることをご遺族と約束した」



http://www.asahi.com/articles/ASHD85Q7VHD8UTFK00Q.html