日曜競馬 展望

競馬


[第74回皐月賞(G1)]




稀に見る戦国絵巻。牡馬クラシックがスタート!
皐月賞トライアル、弥生賞スプリングS・若葉Sの1・2着馬が揃って
出走するのは、ちょっと記憶にありませんね。
そして2歳王者の出走(スプリングS2着)、出世レースであるきさらぎ賞
勝馬に、東スポ杯→共同通信杯を連覇した馬、などなどバンドワゴンの回避は
残念ですが、駒は揃いました。
どこからでも入れるような、選択肢に迷う、ある意味では嬉しい悲鳴でしょうか。



完成度では1番と思えるトゥザワールドですが、ここは好枠を当てた、◎イスラボニータ
中山どころか、右回りを1度も経験していないのはマイナス材料ですが、それは調教で
何とかするのでしょう。
スタートしてから先団に取り付いて、上がりを33秒台でまとめられては、他馬の
つけいる隙はありませんね。
まして、中山の小回りにして、何故か先週から時計が出るようになった馬場が
イスラボニータにとっては幸いですね。
バンドワゴンが回避したことにより、強力な先行馬不在。
恐らくウインフルブルームがペースを作りそうですね。
ただし、桜花賞のような離し逃げにはならないでしょう。
例えそうなっても、それこそイスラボニータにとっては願ってもないこと。



フジキセキは牡馬クラシックに無縁でしたが、これが最後の世代となる産駒達には
何とか、オヤジの引退に花を添えて欲しいものです。
これまで、カネヒキリを含めG1級競走優勝馬を輩出しています。
産駒の通算JRA勝利数・通算JRA重賞勝利数は、内国産種牡馬の歴代トップです。
因みに、フジキセキのデビュー戦は夏の新潟、鞍上は蛯名騎手です。
これも何かの縁と考えたいですね。



馬券は難しいですね。
馬連
2−(1・6・7・11・16・17・18)
3連複
2−(1・6・7・16・17)−(1・6・7・16・17)10点