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競馬

[天皇賞(秋)G1]



伝統と歴史、そして格式を誇る天皇賞(秋)
古馬中距離路線の手薄感は否めないものの、精鋭18頭が府中の杜に揃いました。
全馬重賞ウイナー、G1馬5頭、因みにディープインパクト産駒9頭、
サンデーサイレンスの内孫14頭、社台系11頭・・・。
ここでも社台の運動会ですね。



さて、注目は何と前日1番人気のエイシンヒカリ。自分で主導権を握る逃げ馬です。
騎乗する武豊騎手はG1を69勝。あと1勝で区切りの70勝ですね。
ただし、武豊騎手はG1を逃げて勝ったことは1度もありません。単なる偶然か?
このエイシンヒカリ、最も得意とするのは芝千八を6勝。勝ち時計は 1:45.4 〜 1:45.7と、
この狭い間に集中しています。偶然にしては出来すぎなのですよね。
この馬が一番力を出せるラップがこれなのでしょう。
では、例えば。 1:45.4 にあと1Fの数字を乗っけると、11.5 では 1:56.9 この馬では
無理でしょう。なら 12.0 では? 1:57.4 この数字も危ないですね。
これ以上上がりを遅くすると、他馬に差されてしまうでしょう。




有力は、エイシンヒカリを常に射程圏に入れて、ここだというタイミングに末脚が
切れる馬。 何故、前日2番人気なのか分かりませんが◎ラブリーデイ
まぁ改めて今年重賞5勝、宝塚賞優勝馬の蘊蓄はヤボというものでしょう。
前走が、高速馬場の淀とはいえ上がり 32.3 で 2:23.6 での楽勝劇が秀逸でした。
川田騎手も天を仰いでいることでしょう。



怖いのが、ラブリーデイの後ろから猛然と追い込んで来る馬としての、ショウナンパンドラ
オールカマー優勝→天皇賞(秋)勝馬はいませんが、中山であれだけ切れるのなら府中でも
その末脚は脅威でしょうね。
一発があればアンビシャス。3歳馬の優勝は、1996年バブルガムフェロー以来(中山開催を
含めれば2002年シンボリクリスエス以来)となりますが、前走の出遅れが癖になってないこと
が条件ですね。



その他では、本格化したディサイファ、馬よりもバックグランド(ルメール騎手・堀厩舎)
が怖いサトノクラウン吉田豊に乗り替わってもペース次第では粘れるカレンミロティック
に叩いて確実に上昇の皐月賞イスラボニータ(枠順がびみょ〜)。



馬券は馬連

8−(1・2・3・6・9・15・16)

当日の懐次第では、7・13 も押さえます。