いよいよ牙を剥きだしたシナ

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米、深刻な危機感…東シナ海進出阻止へ戦略見直し



米政府は23日、中国が尖閣諸島沖縄県石垣市)を含む東シナ海上空に防空識別圏を設定したこと
に対し、中国に外交・軍事ルートで強い懸念を伝えた。事実上の抗議で、日本などの同盟・友好国と
対応の協議に入る。ケリー国務長官ヘーゲル国防長官、国家安全保障会議(NSC)は一斉に声明
を発表した。



ヘーゲル長官は、防空識別圏の設定を「地域の現状を変更し、不安定化させる試みだ。一方的な行動は
誤解と誤算(による不測の事態)の危険性を増大させる」と非難し、「日本を含む同盟・友好国と緊密
に協議する」と強調した。

 

さらに、尖閣諸島日米安全保障条約第5条の適用対象であることを「米国は再確認する」と中国に
くぎを刺し、防空識別圏の設定でも「この地域における米軍の軍事作戦の遂行に、一切変更はない」と
警告した。

 

ケリー長官は、戦闘機による緊急発進(スクランブル)など「威嚇行為を実施しないよう中国に促す」
と自制を求めた。NSCのヘイデン報道官も「地域の緊張を高め、米国と同盟国の利益に影響する」とし、
「非常に憂慮している」と表明した。



こうした反応は、米国の強い危機感に裏打ちされている。その最たるものは、南シナ海の約9割の領有権
を主張し、実効支配を強める中国が、今度は東シナ海上空を事実上、自国の「領空」として「空の実効支配」
に乗り出した点にある。海洋に加えた空での覇権拡大として、米政府は深刻に受け止めている。

 

防空識別圏の設定は東シナ海上空の航行の自由と米軍・自衛隊の共同、あるいは米軍単独の軍事行動を妨げる
ものとなる。韓国軍との作戦行動も同様だ。

 

米政府が「尖閣諸島日米安保条約の適用対象」と繰り返し表明してきたことと合わせ、防空識別圏の設定は
「米国と日米同盟へのあからさまな挑戦」(軍事筋)ということになる。

 

米政府内には中東情勢や北朝鮮と比較し、中国は「差し迫った脅威とはいえない」との認識がある。
だが、一触即発の緊張を高める防空識別圏の設定は、脅威レベルを一定度引き上げることになり、覇権拡大を
阻止できずにいる対中戦略の見直しとテコ入れを迫られそうだ。



→ http://sankei.jp.msn.com/world/news/131124/amr13112422160004-n1.htm



中国、尖閣上空に「防空識別圏」 日本と重複…空の緊張必至



中国政府は23日、東シナ海上空に戦闘機による緊急発進(スクランブル)をするかどうかの基準となる
防空識別圏を設定したと発表した。同日午前10時(日本時間同11時)から施行した。
発表された防空識別圏の図には尖閣諸島沖縄県石垣市)上空周辺が含まれている。
日本が既に設けている防空識別圏と重なり合っているため今後両国間の緊張が高まるのは必至だ。

 

国営新華通信などを通じた発表によると、中国の防空識別圏朝鮮半島の南側から台湾の北側まで、日本の
南西諸島に沿うように設定された。発表された図は尖閣諸島を「領海線」で囲んでいる。
公告によると、防空識別圏を飛ぶ航空機は飛行計画を中国外務省または航空当局に提出する義務を負う。
また、国防省防空識別圏を管理する。

 

中国が防空識別圏を新たに設定したのは、領土や歴史問題をめぐり対立する日本を意識した動きとみられる。



→ http://sankei.jp.msn.com/politics/news/131123/plc13112312410007-n1.htm



http://www.youtube.com/watch?v=uupNwHJ_IlQ:movie,w600



とうとう尖閣諸島を自国領と宣言したに等しい防空識別圏を設定しました。
日本が設定している防空識別圏と重なり合う地域が広いため、緊張は必至
でしょう。 日本は米国以上に深刻に受け止めて防空に努めるべきです。
シナとしては、尖閣諸島問題でこれ以上、平行線を辿るのは保守派の影響
からか待てなかったようです。
例え世界の孤児になろうが、毎年軍事費を10%ずつ上げてきたこと、
世界経済に大きな影響を持つことになったことなどから、過大な自信を深め
このような蛮行に及んだのでしょう。
日本は米国に頼ってばかりではいけません。
絶対にシナに背を向けても譲歩してもなりません。
一度譲歩などすれば、つけ上がるばかりです。
自国領土は自国で守る気概と手段を早急に持つことですね。