日曜競馬 展望

競馬


嗚呼と、そのニュースを見た瞬間、競馬ファンの溜め息が聞こえました。
オルフェーヴル宝塚記念回避。
回避の理由が1週前追い切り後に、いつものオルフェーヴルとは違う、
違和感を悟った陣営が、獣医に診せたところ「肺出血」。
一見、大変な病と思いきや、「肺出血」なら出馬・出走は可能なんですね。
肺出血が酷くなると「鼻出血」。鼻出血はよくレース中に馬が起こしますよね。
JRAのHPでも「今日の出来事」でそのことを記事なります。
流石に鼻出血は出走は不可能かと思いますが。
いずれにしても、この秋には再度仏ロンシャン競馬場での大一番が
待っていますので、ここは慎重かつ大事にしたいところです。



小頭数で行われたビッグレースとして今も記憶に残るのが、米国BCクラシック
ですね。 1998年に聖地チャーチルダウンズで行われました。
10頭立てですが、メンバーが凄いんですよね。
ヴィクトリーギャロップ、スキップアウエイ、タッチゴールドなど
クラシックやG1を幾つも制した馬達に
追加登録料ン千万を払って出走してきた、その年のケンタッキーダービー
プリークネスステークスを制した二冠馬シルヴァーチャーム。
そして欧州からは王者スウェインが殴り込みをかけてきました。
BCクラシック史上、最高のメンバーと今でも語り草になっています。
で、結局勝ったのが、ここへ5連勝中で臨んだオーサムアゲイン
僅差2着がシルヴァーチャームでした。



http://www.youtube.com/watch?v=TS6ZuVdq-SY:movie,w600





[宝塚記念(G1)]


さて宝塚記念です。書くことなんてありません(苦笑)。
オルフェーヴルの回避で、4歳3頭の三つ巴ですね。
ジェントルドンナ
牝馬三冠にして、オークスは翌週のダービーより早い2:23.6で
5馬身差の圧勝。
ジャパンカップは、岩田騎手による直線でのオルフェーヴルとの接触
感心しませんが、それでも王者オルフェーヴル競り勝ちました。
ドバイシーマクラシックは、場所も馬場も何もかも初めてでありながら
0.3差の2着なら立派です。 早くもディープインパクトの代表産駒
となりました。
フェーノーメノ
今や大レースに強いと人気種牡馬となったステイゴールドの代表産駒です。
昨年はダービー2着に天皇賞(秋)2着など歯痒い、しかし高いレベルの
競馬が続きましたが、今年になって本格化。
日経賞を勝ち、そのままの勢いで天皇賞(春)を制しました。
スローペースでしたが、二千二百に2:10.8の持ち時計があります。
今年はこのくらいの時計での決着じゃないでしょうか。
ゴールドシップ
何とかならんのか、出遅れ癖。いや正確には出遅れではなく、ゲートは
普通に出るのですが、2完歩目〜3完歩目が遅いんですよね。
調教で治るのかどうか分かりませんが、今回も後ろからでしょうね。
菊花賞有馬記念を制して、ステイヤーと思われがちですが、千八・二千
の成績は(4200)。決してスピードが無いワケではありません。
この馬もステイゴールドの代表産駒です。



この3頭の三つ巴+αで、馬券は3連単。18点。
(3・10・11)−(3・10・11)−(3・5・6・10・11)


実力馬に気楽に乗れる時の武豊騎手は怖く、最近は短い距離で逃げていた
シルポートですが、この距離での離し逃げで3着粘り込みは、まぁ夢馬券
でしょうか。