日曜競馬 展望

競馬

[天皇賞(春)G1]



4冠馬・オルフェーヴルが出走する天皇賞(秋)
前走の阪神大賞典では、人馬のリズムが咬み合わずに、4コーナーで大逸走劇。
そこから立て直しての猛追で、ゴールではギュスターヴクライの半馬身差の2着。
勝ち負けよりも『凄いものを観た!』というのが当時の感想。
正直、他馬とは性能自体の違いを示したに終わりました。



オルフェーヴル菊花賞を3.02.8で快勝しましたが、その菊花賞の内容が
秀逸でした。 60.6-62.1-60.1 と、緩みの無い、1回も13秒台のないラップを
楽々こなして、2着馬に 21/2 差の圧勝でした。その上がりが34.6!
続く有馬記念は後方からマクッて、前年ダービー馬を差し切っての勝利。
オルフェーヴルは、他馬とは比較出来ないスタミナと瞬発力を持つ名馬です。
阪神大賞典での逸走後は、調教再審査を無事にクリアーして、その後は主戦・池添騎手が
付きっきりで稽古に跨ってます。 人馬の呼吸とリズムを取り戻すために。
18番枠と最悪の枠順になりましたが、4コーナーまでに馬混みの中に入れて
折り合って進んで欲しいところです。
後は、3コーナーから4コーナーにかけて脱落する馬や進出する馬でごちゃつき
ますが、そこは大外を通るか最内を通るかで、兎に角、不利には気を付けるだけです。
前走で付けいるスキを見つけた、なんていう人々に横綱相撲で圧勝するところを
見せ付けて、真のチャンピオンホースであることを再確認してもらいたいですね。
馬券は難しいです。近年、荒れる天皇賞(春)ですが、ヒモが難しいですね。
恐らくオルフェーヴルに真っ向勝負で挑んだ馬は潰れてしまうでしょう。
ズルイ言い方ですが、2着狙いがあっても許されるでしょう。
オルフェーブルより後ろで競馬をしては、話しにならず、前で競馬が出来る馬が
連対候補でしょう。
何を連れてゴールに入るのか、これは難しいかもしれません。
強敵はスタミナとスピードを併せ持つトーセンジョーダンでしょう。
ローズキングダムの一発も注意したいところです。
馬券は
馬連
18−(5・7・8・11・14・15・16)
3連単
18−(8・11・14・16)−(8・11・14・16)