日曜競馬 展望

競馬

[第157回 天皇賞(春)


G1馬が1頭といえば、その昔、ライスシャワーの二度目の天皇賞
(春)制覇の時がそうでした。菊花賞天皇賞(春)2勝と、生粋の
ステイヤーでしたね。
京都 3200m のスペシャリストとしては、春の盾8勝を誇る武豊騎手
でしょう。 が、この名手を背にする予定だったクリンチャーは、
三浦皇成騎手に。何で関東の騎手を乗せるのか。淀の3コーナーの
登って下る難解な技術は、経験値もモノを言うのではないか。
シュヴァルグランのボウマン騎手もそう多くは経験してはいない。
スペシャリストの武豊騎手曰く
「京都の 3200m は、最初の 2600m をいかにいい手応えで回るかが
大事です。」
つまり道中の折り合いが鍵で、人馬の息が合ってこそ残り3F(600m)
のヨーイドンへの瞬発力が生まれる、直線で息が持つのだと。
少し古い話になりますが、アドマイヤジュピタ天皇賞(春)
デルタブルース菊花賞を制している岩田康成騎手騎乗のレインボー
ラインを軸に取ります。
前走の阪神大賞典を制し、菊花賞ではサトノダイヤモンドの2着と
長距離適性には何の問題もない馬です。
3連複の軸ならシュヴァルグランの方が適当だとは思いますが
今まではキタサンブラックという最強馬を目標に競馬が出来ましたが
今度は目標とされる立場になります。ボウマン騎手は、友道調教師は
どんな策で臨むのでしょうか。自分の競馬に徹すれば道は開かれる
とは思いますけどね。



馬券の傾向と対策としては、過去10年を顧みれば・・・
3連単6桁以上の配当が10年中8回!!
 去年が極端に堅い決着であり、その前の8年間は8年連続で
 3連単は6桁・7桁配当ですよね。
○1番人気馬で馬券に絡んだのは全30頭中2頭のみ!!
○2桁人気馬で馬券に絡んだのは全30頭中6頭!!
○内枠優位と雖も二桁馬番で馬券に絡んだのは全30頭中12頭!!
○馬券に絡んだ全30頭中4コーナー5番手以内が22頭
今年も荒れそうな雰囲気にありますよね...。



3連複軸1頭ながし(21点)

12−(2・6・8・10・11・14・15)

3連単天皇賞までの収支次第かな(笑)、いや笑い事じゃなくて。
宝くじのような馬券を買って観戦するのも一興かもしれません。
隠れた春の天皇賞男である蛯名正義騎手・チェスナットコートからの
3連単なんてワクワクしそうじゃないですか。