[菊花賞(G1)]
以前は、菊花賞は関東馬が強い!と言われる時代がありましたが、
それはもう過去の遺物。
現在、関西馬が13連勝中であり、10年連続で「関西馬=関西馬」の決着です。
関東馬の優勝は、2001年のマンハッタンカフェまで遡らなければなりません。
しかし、今年の菊花賞はメンバーが小粒な印象があります。
重賞ウイナーが6頭、神戸新聞杯及びセントライト記念1・2着馬の出走で
決してレベルが低いとは思えませんが、やはり「主役」のドゥラメンテが出走
しないからでしょうか。
さて、菊花賞。
大外枠に入ったスピリッツミノルがハナ宣言を出しました。ただ、どの程度の逃げを
打つのかは分かりません。陣営は他馬に被された前走のような逃げはしないとのこと。
5〜6馬身の離し逃げでしょうか。
その後ろを人気馬であるリアファル、キタサンブラックなどが進み、前走ではリアファルの
力を見誤ってしまった福永騎乗のリアルスティールが前を射程圏に入れつつ追走、でしょうか。
いずれにしても、楽しみ一杯の 3000m 菊花賞ですね。
リアファルにとっては痛い大外枠(17番)ですね。
先週、秋華賞のミッキークイーンも18番枠からスタートをキメて1コーナーでは中団に
つけましたが、今度は3コーナーまでが短いんですね。先週と一緒には出来ません。
かつて、菊花賞でダンスインザダークが同じ17番枠になったと聞いた武豊騎手は
頭を抱えたと述べています。
4コーナーまでに先団につけるには、ある程度の脚を使わなければなりません。
結果は兎も角、17番枠は有利ではなく不利な枠、でることは違わないでしょう。
本命は非常に悩むところですが、そんな時は好きな馬や騎手で選べばいいもの。
例え期待に応えられなくたって、納得するでしょ? しない?
◎リアルスティールにします。前日発売ではリアファルに次ぐ2番人気です。
やはり、前走で2着になったものの、離された2着だったことが影響しているのかも
しれませんね。リアルスティールと福永、人馬一体、応援したいと思います。
非常に興味があるのは、スティーグリッツ。
九十九里特別・1000万下・中山2500m を勝って菊花賞馬になったのがデルタブルース。
このスティーグリッツも同じです。そして鞍上・内田騎手は菊花賞2戦2勝。
何よりも前走、歴戦の古馬を相手に、直線で並びかけられても一歩も譲らなかった
勝負根性と長距離適性、そしてハービンジャー産駒というのが魅力です。
でも穴人気になっちゃったなぁ。
馬券は馬連で手広く
11−(2・4・5・7・8・10・12・14・17)
あとは、7番からも押さえます。