日曜競馬 回顧

競馬


[菊花賞(G3)]


マイネルヴンシュまでは予想の範囲内でしたが、クリンチャーとポポカテペトル
までは印は回りませんでした。
極悪馬場の中、1頭脚色が違って抜けてきたのは、1番人気のキセキ。
デムーロ騎手のキメ打ちが決まった格好です。
最初からか途中からか分かりませんが、恐らく枠順の関係もあって、後ろからの
競馬に徹したのでしょう。末脚は、過去2走で確認済み。
菊花賞古馬 1000万 を突破できる能力があれば、通用する年もあるといわれて
います。ダービー1〜3着馬に神戸新聞杯勝馬がいない菊花賞では、通用した結果
になりました。キセキもポポカテテペトルもこの路線組ですね。
キセキの父ルーラーシップは、重馬場巧者。その地を色濃く受け継いだのでしょう。
ダンビュライト、ミッキースワローにアルアインも、武豊騎手、横山典騎手に
ルメール騎手も上手に乗りましたが、如何せん、このような馬場は向いていませんでした。
内枠に揃ったステイゴールド産駒の中では、4着に突っ込んできたのはマイネルヴンシュ
が気を吐きました。
昔、現役時代の岡部幸雄騎手が「重馬場の巧拙は血統だけじゃない。
要は馬に道悪でも走ろうとする気があるのかないのかだ。」と述べてましたね。
しかし、大レースこそ良馬場で開催して欲しいものですね。