油断大敵 兜の緒を締めよ!

競馬

「自民優位」報道で波紋も 党内「緩み」恐れ引き締めを
石破氏通達「気緩ませるな」/未来・嘉田代表「がっくり」


衆院選の投開票まであと10日となった6日、産経新聞社をはじめ報道各社が「自民党単独過半数の勢い」
などと序盤情勢を報じたことが波紋を広げた。
陣営の「緩み」を恐れる自民党は引き締めを厳しく通達。
劣勢が伝えられた民主党や第三極は、困惑しながらも最終盤での戦略練り直しなどを模索し始めた。


「本日の朝刊各紙に自民党が優位である旨報道されているが、万が一にもこのような報道に気が緩むような
ことのないように、最大限の緊張感を持って全身全霊で選挙戦に臨まれたい」

 

自民党候補の各選挙事務所に6日、石破茂幹事長からFAXが届いた。
「至急・重要」と記された通達には「自民党に追い風が吹いているわけではない」「僅かでも緩みや驕りが
感じられれば、たちまち情勢は逆転する」など、戒めの表現がずらりと並んだ。

 

党執行部は優位の流れを16日の投票日まで維持することに腐心しており、安倍晋三総裁は6日、大阪市
の街頭演説で「自民、公明両党で大きな議席を取るような報道がされているが、これは違う。過半数にいくか
どうかだ」と強調。石破氏は同日、記者団に「わが党は新人が多く(報道で)舞い上がることが考えられる」
と指摘した。

 

公明党山口那津男代表も「自公、政権奪還の公算」との調査結果に「皮算用で見込みの認識を持つべきでは
ない」と、組織の緩みに警戒感を示した。

 

一方、公示前議席を大きく減らす可能性が予測された民主党。代表の野田佳彦首相は同日、名古屋市で記者団に
「(第三極は)輝きを失っている。ごった煮になり、有権者に分かりにくい。
最後は自民党民主党の対決になる」と述べた。

 

名古屋は「第三極」の日本未来の党に合流した減税日本の発祥地。
政党乱立で民主党が埋没することを警戒し、あえて二大政党の構図を持ち出したようだ。
演説では「(有権者が)政党を選ぶはずなのに、候補者が当選するための政党を探し歩いている。
合従連衡に未来はない」などと第三極の牽制に終始した。

 

ただ、その第三極も伸び悩んでいる。「がっくりした。私の思いがまだまだ伝わっていない」。
未来の嘉田由紀子代表は6日の千葉県船橋市での街頭演説で、率直な受け止めを吐露。
その後、記者団に「投票率の伸びに期待したい」と述べ、無党派層への浸透を急ぐ考えを示した。


→ http://sankei.jp.msn.com/politics/news/121207/stt12120707110002-n1.htm



勝って兜の緒を締めよ、ではありませんが、
どの陣営も全力投球するのが衆議院総選挙。
気の緩みなど以ての外です。短期決戦の勝負。
マスゴミの論調も、「自民優勢!」「自民単独過半数!」などより
「自民伸び悩み!」の方が票が入るんですけどね。
そこんとこヨロシク。