[セントライト記念(G2)]
ロイヤルクレストの暴走(1000m 57.5)のおかげでレースはハイペース
に流れました。 道中を馬群の中団で待機していたフェイスフルウォー、
トーセンラー、サダムパテックが1〜3着を占めました。
先週の紫苑ステークスで芝2000mでレコードが出たような高速馬場。
上がりが36.8とズブズブの展開でした。
勝ち時計は、2.10.3 と、レコードの0.2差の好時計。
軽くて時計の出やすい馬場ですので、スタミナ勝負の面もありますが
それ以上に、持久力が試されたレースでした。
1着が中山重賞(京成杯)勝ちのある フェイトフルウォー
2着がきさらぎ賞でオルフェーヴルを負かした トーセンラー
3着が弥生賞を勝ち皐月賞2着 サダムパテック
いずれも、春の実績馬・既成勢力で決まりましたね。
さて、優先出走権を得た3頭ですが、これで来週の神戸新聞杯で満を持して
参戦する二冠馬オルフェーヴルに、挑戦状を叩きつけることになりました。
[ローズステークス(G2)]
1000m通過が 61.7 の余りのスローペースにより各馬とも折り合いに
苦労していましたね。
しかし、このスローペースを2番手で折り合って進んだホエールキャプチャは
どんな競馬も出来る堅実さがウリだけあって、安心して観てられました。
春のクラシックを制したエリンコートにマルセリーナは折り合いに苦労して
いましたね。やはり、休み明けでこのスローペースでは、前に行く気が
どうしても出てしまいますね。
両馬とも、この叩き一戦で、本番で一変することでしょう。
本番はホエールキャプチャ、エリンコート、マルセリーナの3頭が主力を
形成することでしょう。
このレース自体は、勝ち時計が 1.48.1 と、500万下レベルなのが
惜しいところです。