日曜競馬 展望

競馬


[根岸ステークス(G3)]


ここは◎ケイアイガーベラの取捨選択が大きな鍵を握ります。
マトモなら、ダート千四であれば間違いなく日本一の実力馬でしょう。
オープン入りしてから、千四であれば後続馬をブッ千切って勝っています。
特にプロキオンSでは、サマーウインドに4馬身差を付けての圧勝劇は
自慢の種になりますね。


ただし全13戦の戦績が(8・0・0・5)と、勝つか負けるかしか
ありません。 ちょっと極端ですね。
基本的には“2着”のない馬は余り信用しませんが、武蔵野ステークス
などでの遠征競馬の失敗を糧に、今回は21日に美浦に入厩して、
じっくりと仕上げられました。 
当日輸送で済むだけに、京都・阪神と同じような調整過程で競馬が出来ます。 
何でもフェブラリーステークスまで、美浦に滞在するようですね。
この陣営の“ヤル気・本気度”を信用したいところです。
懸念材料である左周りは、3歳時に中京芝千二(1000万下特別)で
1.08.3と、勝ち馬から0.3差での僅差で走っているだけに
心配は少し払拭されますね。 
残るは、直線500mの府中でどうか、という点です。
相手は、これもマトモならセイクリムズンティアップワイルド
ダノンカモンとの4頭立ての競馬と思われますが、ケイアイガーベラが激走
した際に、他の有力馬が潰れて人気薄の突っ込みも警戒すべきでしょう。
今日の競馬を見る限り、ダートは時計が掛かりますのでスピード勝負には
ならないために、どの馬でも時計的には乗り切れる公算です。
馬券は馬連で手広く流します。
6−(1・3・5・9・10・12・14・15)





[京都牝馬ステークス(G3)]


ヴィクトリアマイル(牝G1)で、年度代表馬であり、現役最強馬のブエナビスタ
クビ差まで迫っての2着が光る、◎ヒカルアマランサスを軸に取ります。
ヴィクトリアマイルが55キロで今回は54キロで出走出来るメリットもあります。
アプリコットフィズブロードストリートが斤量55キロですからね。
ルーラーシップ日経新春杯を勝った、追えるリスボリ騎手の騎乗も魅力です。
京都千六と、舞台・条件も揃いました。
馬券は、ここも小波乱の要素も加味して手広く流します。
53キロで柴田善臣騎手が遠征してまで乗る、アグネスワルツの前残りが妙味です。
淀外回りとはいえ、ファイナルSや京都金杯を逃げ切ったシルポートの例が身近に
ありますからね。
8−(3・5・6・7・9・10・11・12・13)