日曜競馬 回顧

競馬

[根岸ステークス(G3)]


千米通過が59.3と、力の要るダートと考えてもスローであり
上がり(35.7)だけの競馬となりました。
ケイアイガーベラは惨敗・・・。
左周りに問題があるのか、手前を変えないのか、何が問題なのか
武蔵野ステークスに続いて不可解な敗戦となりました。


と、ケイアイガーベラがコケれば充実一途のセイクリムズン
ダノンカモンでの決着も素直に頷けるところです。
勝った馬セイクリムズンが35.0、2着馬ダノンカモンが35.4と、
典型的な決め手勝負になりましたね。
特にダノンカモンは千六でも実績がある馬ですので、本番のフェブラリー
ステークスでも有力馬の1頭として挙げられますね。
セイクリムズンは厩舎がブルーコンコルドの後継馬と位置づけて
期待しているだけに、実績のない千六競馬への対策として、
その仕上げ方が注目ですね。




[京都牝馬ステークス(G3)]


千米通過が59.7、上がりが34.0と、こちらもスローの上がり勝負の
競馬になりました。
やや出負け気味で後方追走を強いられた◎ヒカルアマランサスにとっては
厳しい展開でした。
直線では馬場の良い大外に出して33.3の強力な末脚を繰り出して何とか
2着を確保してくれました。
一番強い競馬をしたのは、この馬でしょう。
勝ったショウリュウムーンは、地味ながらも強い明け4歳馬の有力1頭です。
チューリップ賞では牝馬三冠馬であるアパパネに勝っています。
近走は冴えない競馬が続きましたが、鳴尾記念京都金杯と、牡馬の重賞レースで
経験した厳しい体験が活きて、ここにきて一皮剥けた感じですね。
勝ち方も文句無しですので、マイル〜中距離路線での活躍が期待出来ます。
アプリコットフィズはスローの展開で、道中掛かりっぱなしでしたね。
アグネスワルツの柴田善臣騎手はどうしてマイペースで逃げなかったのでしょうか?
先行して粘り込むのが、この馬の力を最大限に引き出すハズなのですが・・・。
厩舎から番手の競馬の指示があったのでしょうか? とんだ駄乗でしたね。
このワンツーで馬連2120円なら、まぁ儲けものでしたかね。




[節分ステークス(東京10R)]


本日一番がこのレースでした。
ここにきての上がり馬であるケニアブラックが、単勝1.5倍の一本被りのオッズ
でした。 もう大本命馬です。 それも余り根拠のない大人気・・・。
しかし、戦績や相手関係を見ても、とてもじゃありませんが実に割の合わない人気ぶり
でしたよねぇ。 まぁ、単勝2.5〜2.9倍なら兎も角・・・。
オマケに出遅れ癖のある馬ですからね。
ここは過大な人気を背負って沈んでもらいましょうと、絶好の穴馬券レースですね。
狙いを付けたのが、近走は冴えませんが府中が得意で千六1.31.9の快時計を
持つ◎ソーマジック(7番人気)。 脚質も先行押し切り型ですので、時計のかかる
馬場も見方に付けられます。
この馬から馬連6点に流して、5330円(7−16)ですから実に美味しい馬券でした。
圧倒的人気馬を蹴って穴馬券を取る快感は、これぞ馬券の醍醐味といったところですね。


[,w500]