日曜競馬 回顧

競馬


[東京優駿日本ダービー)G1]


結論から申し上げますと、こんな不良馬場になるとは
想定外でございました。
まさか、不良馬場で施行されるとはねぇ …。
今日は朝から菩提寺での法要に出席ていたので、
法要→講和→昼食(松花堂弁当)を経て、ここでお寺を中座。
午後1時半から約1時間でウインズ銀座へ。



ラジオ日本での競馬中継を聞きつつウインズに向かいましたが
放送では東京競馬場はスコールのような豪雨に見舞われている
とのこと …。 
第9R「むらさき賞」では、前に行った馬同士の決着で、
差し・追い込み勢は要無し状態。
この馬場では、やはり行ったモノ勝ちですね。



むらさき賞の結果と馬場を鑑み、ロジユニヴァースリーチザクラウンに本命を
変えようとしましたが、
1.皐月賞馬が日本ダービーで1番人気になった場合は、7戦6勝2着1回のパーフェクト成績
2.ロジもクラウンも皐月賞では1・2番人気でしたが、14着・13着の2桁着順
3.アンライバルド自身、道悪はこなせる。岩田騎手なら、後方ではなく先団を見るような位置に付ける
などと希望的観測でしたが …、木端微塵に砕かれた結果になりました。



日本ダービーも不良馬場のおかげで、先行勢が断然有利な展開になりました。
勝ったロジユニヴァースは道中3番手、リーチザクラウンは2番手と、
直線で伸びてその隠れた才能を披露したアントニオバローズも先行した1頭。
暴走したジョーカプチーノを除けば、むらさき賞の如く、ほぼ“行った行った”
の競馬でしたね。



勝ったロジユニヴァースは、見事としか言いようがありませんね。
勝ち時計は、ダービー・レコードから約10秒も遅い(2.33.7)ですが、これは仕方ありません。
レースの上がりも39.7 ですので、ホントにズブズブの展開だったんですね。
やはり先行力ある重馬場をこなせるスタミナと底力のある馬の天下でした。
横山典騎手も
「勝って驚いてます。皐月賞以来、馬の調子は下降気味でしたので、まさか勝つとは …。
馬を信じられず、失礼で申し訳ない気持ちです」
なんて趣旨を、勝利ジョッキー・インタビューで答えてましたね。



リーチザクラウンも橋口調教師がその才能を信じただけのことはありました。
少し惜しかったのが、アントニオバローズでしょうか。
昨日はアントニオバローズの激走を期待しましたが、期待に添うような走りでした。
ところで、セイウンワンダーはどうしたのでしょうかねぇ?
アンライバルドは、スタートを決めるも7枠勢と並走状態になり、前に行けなかったのが
致命傷でした。 岩田騎手によると、馬にとって不良馬場は堪えたようです。
ワタシは4コーナーから直線を向いた時点で、ほぼ諦めムード(爆w
全く伸びずに、皐月賞スプリングSで見せた切れ味を馬場に殺されましたね。



横山典騎手、ダービージョッキーの仲間入りですね。
メジロライアン以降2着は何回かありますが、これで吹っ切れた感じもします。
萩原調教師(美浦)も初重賞制覇がダービー制覇。おめでとうございます。
美浦調教馬のダービー制覇なんて久しぶりですね。



う〜ん、ダービーに限らず競馬は良馬場で施行して欲しいのですが
特に、競争馬・種牡馬としての能力を図る“検定レース”なら、やはり良馬場で
“言い訳なし!” の公正な競馬であって欲しいですね。



さ、明日からは来年のダービー馬を目指して、生産者・馬主サイドなど各陣営
にとっては、真白なキャンパスを目の前にした感じでしょうかね。



第76回東京優駿日本ダービー

http://www.youtube.com/watch?v=RDhmv6FdGpo:movie,w350