日曜競馬 展望

競馬


[菊花賞(G1)]


幸いなことに、天気は「晴/雲」だそうで、良馬場で開催される見通し。
少なくても、クラシックは良馬場で施行されて欲しいものですね。
サラブレッドにとって、一生に一度のレースですから。
さて、武豊騎手を背に最後の1冠奪取に賭ける◎リーチザクラウン
神戸新聞杯の回顧では、当日の▲18キロの馬体重による激走に伴う
反動と、絶妙のペースでの逃げで本馬は止まっていたワケではないにも
かかわらず、イコピコの33.7の末脚に完敗してことなどで、
本番では・・・、と考えてましたが、色々と思案した結果、やはり
リーチザクラウンが本命です。


武豊騎手としては、絶好の先例を参考にレースを組み立てるでしょう。
横山典弘騎手が一見、変幻自在のようで、実は前後半同ラップで逃げ切った
セイウンスカイの例。
自ら手綱を取って、ハイペースを3.03.0で逃げ粘ったアドマイヤメインの例。
リーチザクラウンの脚質から、この2つのレースを大いに参考にするでしょう。
淡々と絡まれない程度に少し引き離しながらマイペースで走って、
3.04.0 ± 0.5 での逃げ粘りを狙うのではないでしょうか。
このペースで逃げて差されれば、もう諦めるしかないですね。
いずれにせよ、この菊花賞の鍵はリーチザクラウンが握るでしょう。
心配された体調も、名伯楽・橋口師が立て直し、太鼓判を押すほど。
橋口調教師が惚れこんだ馬の実力を、競馬ファンに見せつけて欲しいですね。
橋口厩舎+武豊菊花賞 というと、ダンスインザダークが思い出されますね。



当初は○アンライバルドが◎の予定でしたが、どうしても前走の折り合いを欠く
姿が頭から離れません。 まぁ、それでも自力で4着に来ましたが。
菊花賞馬が、ダービー馬よりも皐月賞馬との関連が深いことは既知のこと。
スプリングS皐月賞の勝ち方は、世代で最も強い競馬だったことなど
支援材料には事欠きませんが、問題のもう一つが直線の長い競馬馬では
どうかということですね。 短い直線での一瞬の切れ味勝負型かもしれません。



イコピコも当初は本命候補の一頭で、前走では確かに圧勝劇を演じましたが
トライアル1戦だけでは、まだ信用しきれない面が否めません。
トライアルは気楽な立場でしたが、今回はクラシックでの有力馬です。
同じような競馬が出来るでしょうか。



馬連ですが ◎リーチザクラウン から
アンライバルド セイウンワンダー イコピコ ナカヤマフェスタ が本線。
穴で スリーロールス フォゲッタブル ブレイクランアウト ですね。