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ダライ・ラマに名誉市民の称号、パリ市議会が可決』

→ http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20080422-OYT1T00308.htm



パリ市議会は21日夜、チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世(72)に対し、パリ市の名誉市民の
称号を贈る議案を賛成多数で可決した。
同時に、今月上旬、国家政権転覆扇動罪で実刑判決を言い渡された中国の人権活動家、胡佳氏(34)を
名誉市民とすることも承認した。
議案は、野党・社会党の重鎮である、パリ市のベルトラン・ドラノエ市長が提案した。市長は採決前に
「平和と対話の人、ダライ・ラマをたたえたい。パリは、最も基本的な権利である尊厳と自由、生命を
守ろうとしているチベットの人々を支持する」と強調した。
チベット暴動の原因がダライ・ラマにあると主張する中国政府の反発は必至。パリで北京五輪聖火リレー
への激しい妨害が起きたことから、中国国内で高まる反仏感情を一層刺激することにもなりそうだ。
サルコジ仏大統領は中国側に「遺憾の意」を表明するなど火消しに躍起だが、パリ市の動きが政権の
外交努力に水を差す可能性もある。大統領の与党・民衆運動連合(UMP)系の市議らは採決に
参加しなかった。
パリ市はこれまで、ミャンマー反政府運動指導者アウン・サン・スー・チーさんら5人に、
名誉市民の称号を贈っている。



流石にフランス、なかなか老獪ですな。
片手に蜜を、片手に鞭を、右手で握手、左手に棍棒、でしょうかね。
鞭には「胡佳氏」まで入れるとは、演出効果抜群じゃないですか!
フランス外交、一筋縄ではいきませんねぇ。


中国 人権活動家 胡佳氏、国家反逆罪・懲役刑に