女の性?

競馬

bakenshikabuya2008-03-31


『女という病』(中村うさぎ著・新潮文庫)、読んでます。 途中です(5話/13話)。
この本は女性が加害者・被害者になった各種事件の犯行の背景にある、
女性特有の深層心理の中に潜むある種の “狂気” を、著者の主観的かつ経験則に基づく
分析を試みています。
探偵よろしく事件の客観的真相に迫るのではなく、恐らく警察でも迫れなかった事件の
主役たる女性の犯罪(行動)の原動力になった心理的な中核部分にある「何か」を、
普段は心の奥底にあるパンドラの箱に保管されている、その「何か」を、探究しています。 
自分を生きた鏡として捉えながら ...。
尤も、まえがきでも触れていますが、あくまでも著者の主観的な考察に基づく指摘です。
この本も、早く読み終えてしまいそうです。
何かと色々と勉強になります(爆)。



ルネサンスとは何であったのか』(塩野七生著・新潮文庫)を購入。
おおッ! 塩野作品の文庫版最新刊ですね。 無条件で“買い” でございます。
塩野作品でルネサンスといえば、メディッチ家の存亡にも触れた
『わが友マキアヴェッリフィレンツェ存亡 』 を思い出します。
この『わが友マキアヴェッリ』は、塩野作品の中でも抜けて面白い作品の一つです。
あぁ、塩野七生さんの著書でも読んでない作品も幾つかあります。
『海の都の物語―ヴェネツィア共和国の一千年』ほか、読んでない作品もありますが
これは“読みたくない” ではなく、“読み終えたくない” という感じでしょうか。
何時かは読むハズなんですけどね。




しかし、読むペース以上に書籍購入後の在庫が多くなっている気がします ...。

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