早く帰るワケなんですけどね

競馬

bakenshikabuya2008-03-24

えーっと、勤め先の労働条件というか、組合があれば労働協約というか、
詳しい事は忘れたけど、つまり決められた勤務時間通りに仕事をし続けている人は
ほとんどいないワケです、多分、恐らく ...。
ワタシも、勤務先の定められた勤務時間というものを余り意識したことはなく、
まぁ、9時前には出勤して凡そ5時半を過ぎれば帰ってもいいのかな、って感じです。
時には残業、時期によっては恒常的な残業、ピーク時には日付が変わるまで仕事をして
帰宅は仮眠と着替えるため、更にそれでも間に合わないと36時間勤務なんてーのも
あるわけです。 
今の職場はそうでもありませんが、1つ前と3つ前の職場はチョット大変でしたかね。
ま、サラリーマンなら誰しも身に覚えのある事だと思います。




現在は、朝は5時半起床で6時半過ぎには自宅を出て、7時半前には職場付近の駐車場到着。
車の中でテレビかラジオを視聴したり、椅子を倒して暫し仮眠を取る時もありますが
7時50分前には職場到着。 それでも職場では2〜4番目の出勤。
パソコンを立ち上げて、自販機でお茶を買って飲んで、8時前にはメールチェックから
既に仕事モード突入。 これもひとえに極力、残業を避けるためです。
因みに、この8時頃〜9時頃は、ひょっとしたら一番仕事が捗る時間帯かもしれません。
比較的頭がクリアーで電話がないからでしょうかね。
そんなこんなで、禁煙後は1時間に2本の喫煙タイムもなく、ひたすら仕事。
正直、8時頃から昼休みを挟んで9時間後の17時頃には、流石に少々疲れます。
以前では、ここから残業又は夜の街をブラブラ etc でしたけど、
現在は多くの日において、ここで職場を出て母上のお見舞いに向います。




昨年の4月当初は、「あいつ、何時も早く来て早く帰る奴だなぁ〜」なんて思われる同僚も
多かったでしょうね。 今では、その理由も分って頂いているようですけど。
あ、もし職場でその日の仕事が終わりそうになければ、メールかフラッシュメモリ
ファイルを自宅に送って、帰宅後にするなんてこともありますねぇ ...。
このような生活も、あぁもう1年9ヶ月ですかね。
2年前の6月に突然倒れて、入院先の医師からは、延命措置の是非云々まで宣告された日からです。




母上がお世話になっている介護老人保健施設は、このテの施設としては“老舗”といっても良く
それだけに介護のテクニックなども、そのノウハウを含めて恐らく他の同様の施設より
優れている面があるかと思われます。 事実、他施設等から見学者がいる位ですから。
が ...。 
如何せん、このテの施設はどこも人手不足に悩んでまして、ここも例外ではありません。
所謂 “3K” 職場でして、おまけに給与水準も労働の対価に見合ったものとは言えないのでしょう。
で、“完全介護”を謳っても、やはり一人ひとり全員を抜け目なく体調管理に努めるのは
やはり無理なんですね。 入所者の体調が悪い様子を見過ごすこともよくあるようです。 
何たって人手が足りませんからね ...。




今日もそうです。
母上のお見舞いに行くと、大広間で車椅子に乗っているのは何時もの事なんですが
顔がやや紅潮気味で、ヘンな咳をします。 そう、風邪というか体調が悪い時に出る
特徴的な咳をしています。
口腔ケアをして、顔を熱いタオルで拭いて、部屋に戻って体温を図ると、やはり熱が少しあります。
看護師さんを呼びまして状況を説明します。
体温は37.5℃と少し熱があるものの、酸素飽和度と血圧は正常。脈も異常なし。
取り敢えず、頭にアイスノンを敷いて経過観察となりました。
もし、ワタシがお見舞いに出向いてなければ、恐らく、普通に寝かせられていたでしょう。
こんな事が珍しくないので、お見舞いに行くんですよねぇ。
それに、一日一回でも直接この目でその姿を確認出来れば、やはり安心しますよね。




発熱などで体調が悪化すると、嚥下障害が酷くなるようです。
唾を飲み込むのもひと苦労。 その際に激しく咳き込んだりしもします。
ベッドサイドにいるワタシには何も出来ません。 せいぜい、頭や頬を擦ってあげるくらいでしょうか。
元々、嚥下障害というか飲み込みが悪くなったので、医師の勧めもあり胃ろうを造成したわけでして
更に状況が悪化するのは、誠に良くないワケです。 誤嚥は絶対に避けたいところです。
早く回復して欲しいものですね。
出来ることなら、例え如何なる代償を払ってでも、その苦痛を替ってあげたいくらいです。 


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