退院

競馬

母上が、5月16日から6月11日までの27日間の入院生活から解放されて
老健施設へ ...。 余り変わらないじゃないかって?
いや、それは違いますねぇ。
病院での入院生活では“病人の顔付き”に見えますけど、
老健では“日常生活の顔付き”に見えますね。 見る方の先入観や感覚のせいか?



で、その27日間の治療費+雑費 = 329,511円也。 耳を揃えてのお支払い。
高いのか安いのかは分かりませんが、感覚的には“安い”方に軍配を上げます。
“老人医療費1割負担パワー”のなせるワザなんですね、これって。
だって、329,511円のうち、差額ベット代が216,000円なんだもんさ。
8,000円/日 × 27日 = 216,000円。
余談ですけど、入院は出来る限り個室に限りますね。開いてないなら仕方ありませんが
患者にとっても家族にとっても、金額以上の効果があるかと思います。
1日8,000円ですが、建替後約3年程度でキレイ&個室の広さもソコソコありますので
高いとは思いませんね。



医療費を支払った後に、請求書を見て『?』。
洗濯代? 何ですか、この洗濯代って? 約6千円也。
今回は院外洗濯は頼みませんでしたが ...。
医事課の職員に内容を問い合わせると、早速病棟へ連絡。
わざわざ病棟看護師長様が説明に来てくれました。
従来は入院患者側で、
タオル類(体を拭いたり、アイスノンや入浴に使ったりするフェイスタオル・バスタオル)を
用意するのが原則でしたけど、実際のところ患者側で用意できない方が余りに多いので
タオル類は病院とリネン会社でリース契約を結び、事実上の“使いたい放題”になったけど
その代わりに洗濯代を日割りで一律に負担する制度になったそうです。
『そんな話、誰からも聞いてないけど ...。』
『そうですねぇ ...。 説明が足りませんでしたねぇ ...。』
おいおいおい、じゃぁ何かい? 沢山購入して揃えたタオル類は必要なかったって事ですか?
何で説明がなかったの? これって、お金の問題だけじゃないのよ。
それはナイとは思っていても、もし数日お見舞いに来れない日々が仮にあったとしても
十分な着替類とタオル類は、備えておくのに腐心してたのよね ...。



この看護師長と雑談になりましたが、確かに、病棟でのお見舞い客は少ないです。 
別にこの病院のこの病棟に限らずにね。
家族が入院しても、週1回のお見舞いすらしない家族・家庭が多いそうです。
タオル類を用意するどころか、着替えや日用品でさえも用意せずに、
全て病院任せの入院患者さん側が多いそうです。
入院から退院まで病院で用意したパジャマで過ごす方も、珍しくないそうです。
ワタシには、何か信じられない状況ですねぇ。



病院での支払いを済ませて、老健へ。
居間にて車椅子に乗ってスヤスヤと寝ています(笑)。
朝の検温では36℃台だったけど、昼過ぎには37.3℃とのこと。
経管栄養後に計ると36.8℃。 まぁ、少しずつ良くなって欲しいものです。
ただ、この老健。 各部屋個別エアコン設置のために、工事中。
6月末の竣工までエアコンが使えない ...。 暑い ...。 職員さんは汗だく ...。
「エアコンよりも雨漏り修繕が先だろッ!」という職員世論もあるようですが。

23:00