地方競馬 展望


ロサンゼルス・ドジャースワールドシリーズ制覇!
凄かったですね!白熱した11回の攻防戦!
両軍とも後がない中で、投げ切ったドジャース投手陣のメンバー。
大谷翔平、グラスナウ、スネルに山本由伸とエース4人の継投策。
最後は山本投手が2回2/3を、昨日からの連投で抑えてくれました。
日本の高校野球では、特に甲子園大会でエースが連投なんて普通ですよね。
都城時代に山本由伸が連投したかは分かりませんが、まぁ日本野球で鍛えられた
成果なのかも知れません。
ドジャース打線も、マンシー、ロハスにスミスの一発攻勢もあり、MVPトリオの
穴埋めにも成功しました。
しかし、山本由伸投手の再三のピンチを跳ね返す姿は流石でした。
ワールドシリーズMVPも満票での結果でしょう。
もし、サイ・ヤング賞ポストシーズンも対象になるなら、やはり山本由伸ですね。

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朝は日本競馬史上に残る快挙・壮挙に沸きました!
そう、ブリーダーズカップクラシックを、フォーエバーヤングが快勝しました。
少数精鋭のメンバー構成でしたが、ダート競馬の本場であり、その最高峰の
レースを勝ったのですから、現役ながら伝説の名馬になりました。
昔、ジャパンカップダートで、米国から参戦した重賞未勝利馬が、日本が誇る
精鋭ダート馬を、いとも簡単に負かしたレースを見せ付けられた事を思い浮かべれば
隔世の感があります。

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天皇賞(秋)は、未勝利戦かと思うほどの超スローペースで、レースの上がりが33.9
掲示板組は32秒台、シランケドに至っては31.7という上がりでした。
新潟外回りでも出ないような、末脚比べでしたね。
まぁ、公開予想もたまには当たるものです(苦笑)。
それにしても、忙しくもあり良い1日でした。


JBCクラシック(Jpn1)]


まず崩れない◎ミッキーファイトですが、昨年のジャパンダートクラシックでは
0.2差でフォーエバーヤングの2着を考えれば、ここでは負けて欲しくないです。
相手は、JRAの5頭という何ともつまらない予想ですが、ミッキーファイトの
買い方、2・3着付けの馬券もアリと考えます。
6頭でのPATオッズ投票かな。

日曜競馬 展望


天皇賞(秋)(G1)]


百貨店も駅前スーパーも、ハロウィンからクリスマスへの衣替えの日でした。
もう11月ですもんね。御節料理の予約も始まってきましたね。


昨今は、凱旋門賞に馬を取られている感もある、秋の天皇賞ですが、今年は14頭中
7頭がG1馬という豪華メンバーです。
流石は八大競走だけのことはあります。
過去10年、30頭全馬とも前走はG1かG2です。
ただ今年の注目は、別定戦になった新潟記念組がどうかでしょう。


本命には特別レース登録馬を見た瞬間に、◎マスカレードボールでした。
マサカ、1番人気になるとは思っていませんでしたが…。
少しエンジンの掛かりが遅いのですが、府中525.9mの直線なら出番でしょう。


相手には、
レーン騎手で香港QE2世ステークスを勝ち、以外と二千が合うタスティエーラ
溜め逃げは出来なく、それでは持ち味が出ない武豊のメイショウタバル
クリスチャン・デムーロが土日に妹兄で制覇なるかミュージアムマイル
新潟記念組なれど末脚は侮れないブレイディヴェーグにクイーンズウォーク。
その他では、新潟記念で後の菊花賞馬を完封したシランケド、古豪衰えなく
ジャスティンパレス、穴なら時計勝負になればセイウンハーデスの出番まで。

土曜競馬 展望

 
ペルセウスステークス(OP)]


雨は深夜まで降り続く予報です。
明日は晴れて、気温も高めなのですが、恐らく重か重に近い稍重でしょうか。


秋も深まり、「読書の秋」とはよく言ったもので、夏にはYouTubeのお気に入り
サイトをだらだら見てばかりでしたが、今は少しの休憩でも本に耽っています。
私にとって、これほど安価かつ楽しめるものは、ないかもしれません。


本命には仏G1での実績は豊富なれど、東京は初見参になるプーシャン騎手の
◎アッシュルバニパルです。東京専用馬と書いていいほどですよね。
府中ダート千六は条件クラスなれど、4勝2着1回と、ほぼパーフェクトです。
それも辛勝なれど、勝負強いのでしょう。出来ればもう一列前で競馬をして欲しいもの。
契約馬主(吉田和美氏)だけに、優先的に良い馬を乗せなければなりません。


今週から欧豪から、お馴染みの騎手が短期免許で騎乗します。
クリスチャン・デムーロ、ダミアン・レーン、トム・マーカンドに上記プーシャンです。
契約馬主はいずれも、ノーザンファームかそこから主な馬を仕入れている
ダノックスにシルクレーシングです。
良血、生産、育成に長けて大レースでも勝ちまくった上で、騎乗まで独占ですね。
あ、ロイヤルファミリー見てますか?あのドラマを見ると、どうしても
セレクトセールには見向きもせずに、ひたすら日高の馬を買って走らせた
メイショウの故松本好雄オーナーを思い浮かべてしまいます。


相手ですが、初ダートでもトロヴァトーレにレガーロデルシエロ。
この2頭は、芝での切れ負けを、ダートでカバー出来るのか、です。
東京得意のバトルクライが続きます。
先行有利な馬場が活かせればポールセン、栗東まで稽古を乗りに行った横山和夫の
ユティタム、3走前の競馬が出来ればハンデに恵まれたアルムラトゥール
スタートはイマイチでも前走で脚力を見せて、共同通信杯ではマスカレードボール
の2着があるカラマティアノス。

日曜競馬 展望


菊花賞(G1)]
   

土曜日・25日は、高校時代の同窓会があります。
クラスの同窓会なら珍しくありませんが、この同窓会は学年全クラス合同の同窓会です。
都内のホテルで開かれます。私立高だけに、OBの横の繋がりは強いです。
因みに縦の繋がりも強いです、はい。
で、土曜日は何時に帰宅するか分からない、帰ってきても正気ではない事は
確実なので、今の内に最後のクラシックの予想を挙げておきます。


その前に…。
土曜日から、ドジャースブルージェイズとのワールドシリーズが始まります。
スネルの好投とドジャース打線に期待します。
勿論、大谷翔平の活躍は望むべきもありません。
日本時間、朝9時が待ち遠しいですよね。


あと、もう一つ…。
今週は、東野圭吾作品を2冊読みました。
「むかし僕が死んだ家」「悪意」です。
「むかし僕が死んだ家」は、1994年の作品であり、新装版を、含めれば
文庫で110刷といえベストセラー作品です。
物語の登場人物は2人だけ。
しかし、寝る間も惜しんで、一気に読んでしまいました。
よく皆さんの書評で、ここでトリック・謎が分かったと言う人は多いのですが
推理しつつも、騙され続けるのはミステリー作品を読む醍醐味ではないでしょうか。
簡単に裏が読めてしまう作品は、つまらないでしょ?
改めて、作家としての東野圭吾氏の力量を痛感した次第です。
スマホも携帯もない時代の作品でも、十二分に楽しめます。


さて、菊花賞
当日の馬場が微妙ですが、良から稍重を前提に話を進めさせてもらいます。
G1馬もダービー1・2着馬もいません。
まぁ、普通に考えればエリキングが中心なのでしょうが、今の京都芝は内が
少し荒れてきたものの、秋華賞のように先行有利と見えます。
恐らく逃げるのは、隠れた出世レースである九十九里特別を圧勝した
マイユニバースでしょう。弟・幸四郎師の調教師として初のG1制覇に向けて
武豊も気合いが入ることでしょう。自身も惜敗続くG1取りに意欲はあります。
道中のペース配分なら、日本一の騎手です。大一番で本領発揮ですよね。
レースはエリキングを中心に回るでしょうが、末脚比べではエリキングが優勢
になるので、その馬より前で競馬が出来て、末脚も確かな◎ショウヘイに期待します。
エリキングが完調ではなかったにせよ、ダービー最先着馬には変わりありません。
川田、ルメールに坂井瑠星に嫌われましたが、今の岩田望なら乗り替わりは
余り気にしなくても、いいでしょう。枠もいいですね。


相手には当然、エリキング、武豊マイユニバース、初の右回りでもエネルジコ
エリキングと共に最多4勝のゲルチュタール、ジョバンニが本線でしょう。
それ以外ならアマキヒ、ヤマニンブークリエ、レッドバンデに馬場次第では
レクスノヴァスまで考えたいですね。

日曜競馬 展望



ロサンゼルス・ドジャースリーグチャンピオン
何でドジャースワイルドカードシリーズ、リーグ第3シードから始めなければ
ならなかったのかは、単に救援陣の崩壊があったからですね。ロバーツ監督の謎采配。
ワイルドカード戦でレッズに貫禄勝ち
地区シリーズでは事実上のワールドシリーズと言われたフィリーズ戦には
クローザー佐々木朗希の投入もあり、難なく3勝1敗で勝ち越し。
リーグ優勝決定シリーズでは、ナ・リーグ勝率1位のブリュワーズをスイープで完勝。
流石はスター選手揃いの銀河星団軍団ですね。
これは、選手層から言えば、リリーフ陣の壊滅的状況がなければ
スネル、山本、グラスノーに大谷の先発陣が、その実力を遺憾無く発揮すれば 
そう、リリーフ陣を頼らなければ、やはりこの成績なのでしょう。
しかし、ロバーツ監督の叱咤激励が効いたのか、大谷翔平投手の6回10奪三振
失点ゼロ、3本塁打には痺れましたよ。
午前中から昼までは、ドジャース観戦に目が釘付け状態でした。
この日の活躍で、NLCSのMVPを受賞した大谷翔平選手は日本の誇りです!
ア・リーグマリナーズブルージェイズが、目下激突中です。
ドジャースは10月25日、中6日と十分な間隔で地元ドジャースタジアムでの
ワールドシリーズを迎えます。
頑張れ、ドジャース


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秋華賞(G1)]


過去10年を振り返りますと…、
前走はオークス組、ローズステークス組に紫苑ステークス組で圧倒。
また、前走馬券圏内を外した馬は僅か5頭、うち掲示板を外した馬は1頭のみ。
二桁人気馬が絡んだのも僅か2回のみです。
因みに過去5年に限れば、1番人気馬は3勝3着1回という戦績。
ガチガチとは言いませんが、余りの穴狙いには向かないレースですね。


単勝ほど堅いとは思いませんが、本命には◎カムニャックでいいでしょう。
目下、G2→G1→G2を3連勝中です。千八以上なら4戦4勝です。
小回り京都二千も、新馬戦で中京二千を圧勝していますし、速い時計もドンと来い。
鞍上の川田将雅騎手は、土曜の東京で勝ちまくりで、調子はいいですね。
17番枠ですが、ミッキークイーンは18番枠で勝っていますよね。
調教も良しで友道厩舎、1番減点材料が無いのが、カムニャックです。


相手には、小回り二千向きでジョスラン、岩田康誠がまた外枠から直線で
乱暴かつ強引にインを突きそうでも、3戦目であの競馬が出来ればセナスタイル
血統的にはマイルがベストもエンブロイダリー、ローズステークスのハイペース
でも渋とく残ったテレサが当面のライバル。
千六でも引っ掛かるエリカエクスプレスとの兼ね合いもケンフレッドアスクの
先行力、古馬を撃破したマピュースとインヴォーグ、一瞬の脚が活きる展開なら
ビップデイジーの差し脚。

土曜競馬 展望


富士ステークス(G2)]


秋も深まりつつ、いよいよ日曜日の秋華賞から秋のG1連戦が始まります。
秋の新潟開催も始まり、3場開催。
穴を狙いたい御仁には、騎手が揃う中央場所ではなく、ローカルが狙い目です。
若手・中堅騎手のアッと言わせるような騎乗にも、期待してますよ。

 
G2に昇格してからは、スワンステークスよりも本番のマイルチャンピオンシップ
に直結するレースになりましたね。
明らかに、スワンステークスより格段にメンバーが揃いましたよね。
千六は短距離ではありませんが、中距離でもありません。
しかし、長距離より短い距離の方が、騎乗の腕がモノを言います。
長距離では挽回出来る些細なミスは、短い距離では致命傷になります。
ここは、スプリンターズステークスで存在感を示した、武豊の◎マジックサンズに
期待してみます。
古馬G1馬とは、ペットボトル2本分の4キロを貰った55キロは魅力です。
逃げ馬不在、直線525.9mの末脚比べの競馬になりそうですね。
ここで勝たないと、本賞金で本番への出走も叶わない可能性があります。
武豊騎手は時に、本番を見据えた脚を測る競馬をしますが、この馬の末脚は
前走で確りと掴んでいます。


相手は、ジャンタルマンタル、ソウルラッシュのG1コンビ。
決め手勝負になれば、ウンブライルとキープカルム。
スタートさえキメればシャンパンカラー、涼しい季節になればウォーターリヒト
5枠の2頭ニシノスーベニアに昨年の覇者ジュンブロッサムまで
流してみますかね。

中央競馬 展望


スワンステークス(G2)]


今日のアイルランドトロフィー、春の実績馬が馬体増などの本当に先を見据えた
仕上げのおかげで、1頭気を吐いたカナテープ以外は全滅状態でしたね。
夏でも無理せずに使われた2頭のワン・ツー劇。
さて、スワンステークスは如何に?


このスワンステークス、過去5年、4年前を除けば、3連単が40万〜80万
馬券と、単勝万馬券を含めて大荒れでした。
今年も難解と言えば難解なパズルを、当てはめるような予想になりそうです。
先を見据えた馬より、千六より千四、ここが全力投球の馬から狙いたいですね。
前日オッズでは以外と人気になっている◎ワールズエンドの前走は、条件クラス
少頭数に高速馬場で平坦という事を考えても、強い勝ち方でしたね。
1:19.1の勝ち時計も、初の千四という場面を加味すれば、ここでも十分に
通用すると思います。京都は3戦3勝でもあります。
鞍上はこの馬のために淀に行く好調の戸崎圭太
アサカラキングがスローに落とせば、自身が行ってもいいでしょう。


相手は相手なりに走るウインマーベル、陣営の見据えても結果を求める
姿勢はどうかですがランスオブカオス、千六では引っ掛かるアドマイヤズーム。
以上の実績馬よりも、スタートが鍵もムイ、淀千四ならワイドラトゥール
淀6戦全て馬券圏内のオフトレイル、京王杯スプリングカップ組からロジリオン
レッドモンレーヴ、人気薄で高杉吏麒・グレイイングリーンの無欲の差し脚
に期待します。

日曜競馬 展望



アイルランドトロフィー(G2)]



しかし、サウジアラビアロイヤルカップでのエコロアルバの末脚には驚きました。
良馬場発表も小雨降る、軟らかい馬場での電光石火の直線での伸び。
2歳スターホースの誕生でしょうか。


明日は晴れ予報ですが、しとしと雨が残る馬場です。
稍重に近い良馬場でしょうか。
エコロアルバの再現ではありませんが、◎カナテープの直線での爆発力に期待
してみます。府中は(4411)と抜群の相性です。
確固たる逃げ馬不在ですが、初音ステークスのような競馬も出来ます。
その初音ステークスでは、人気を背負うアドマイヤマツリを封じています。
その時は56キロ、今回の55キロも心配はありません。


相手には、府中千八こそベストのアドマイヤマツリ、安定感でボンドガール
先行するセキトバイーストが本線ですね。
他なら、先行力でラヴァンダとサフィラ、ライラック、セフィロ府中での成績
(3113)に前走が圧巻だったホウオウラスカーズの末脚が魅力ですね。

土曜競馬 展望

サウジアラビアロイヤルカップ(G3)]



いやぁ、ここだけの話ですが、朝から昼までは、仕事が手に付きませんでした。
マサカ、衛星放送で観るわけにもいかず、Sportsnaviの一球速報に目が釘付け。
勿論、仕事をする振りはしても、電話を受けていても、心はドジャースタジアム
でしたよ。ドジャースフィリーズ戦。
頑張れグラスノー、頑張れシーハン、頑張れ佐々木朗希、頑張れベシア!
そして、打てドジャース打撃陣!
結果は、達筆な小説家でも書けないような呆気ない幕切れに終わりました。
遅い昼食時に入った馴染みの店では、カブスブリュワーズ戦を放送してましたが、
終わると、ドジャース戦のハイライトを放送して、その時のプレーを観ました。
同点で迎えた、運命の11回裏二死満塁。
何でもない投手へのゴロを掴み損ねて、捕手は一塁送球を指示しましたが、
まさかのホームへの暴投劇…。過度の緊張と焦りに使命感が生んだプレーでした。
レギュラーシーズンならば、1/162の失敗劇に過ぎませんが、ここが
ポストシーズンの怖くて醍醐味があるところで、一つのエラーが、スプリング
キャンプから積み上げてきた努力を、一瞬にして水泡に帰してしまいます。
フィリーズナインと熱狂的なファンにとっては、これがこの1年間の結末だなんて
それを、受け入れるのには、暫く時間を要すでしょう。
ドジャースは晴れてリーグチャンピオンシップに臨みますが、主軸となる
大谷ほか打撃陣が振るわないと、厳しい戦いが続く可能性は否定出来ません。
佐々木朗希という、本来は先発型のクローザーの出現で、望外の宝を得たのは
幸いですけどね。佐々木朗希もシーズン当初は頼りなかったものですが、
ここに至って一皮、二皮剥けたかの如く、心身共に逞しく強くなりました。
メジャーリーグ1年目の23歳です。でも、表情もマウンド上の仕草も既に
立派なメジャーリーガーですね。全身から自信が漲っています。
もう、トライネンやスコットは要りません。
デーブ・ロバーツ監督の謎采配も要りません。
ドジャースの致命的な弱点であるブルペン陣にとっては、まさにロウキ様様ですね。
昼食を終えた時から、今日1日ハッピーな気分です!
もうドジャースの事を書いたら終らないので、一旦停止します(笑)。


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東京スポーツ杯2歳ステークスのような、そこまでの出世レースではありませんが
クラシックに向けた、賞金加算には欠かせない重賞です。
逃げて、あるいは逃げに転じて勝った馬が、この頭数の割には多いですね。
展開が鍵でしょうか。
人気でも、ルメール騎乗の◎ゾロアストロに注目しています。
直線平坦で高速馬場とはいえ、余裕で上がり32.9の脚力は魅力ですね。
府中も既に経験済みです。
相手は絞って買うのも、7頭全部に流すのもアリだと思いますね。
まだ経験浅い馬たちです、どの馬にどんな能力・才能があるのかは、走らせて
みなければ分かりませんからね。

今日の一冊


ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人
東野圭吾


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恵比寿のバー「トラップハンド」のマスターで元マジシャンの神尾武史が周辺で
起こる事件やトラブルをマジシャンのスキルや鋭い洞察力で手段を択ばず解決し
ていくミステリー。


故郷で父が殺害された。仕事と結婚準備を抱えたまま生家に戻った真世は、何年間
も音信不通だった叔父・武史と再会する。元マジシャンの武史は警察を頼らず、
自らの手で犯人を見つけるという。かつて教師だった父を殺した犯人は、教え子で
ある真世の同級生の中にいるのか。コロナ禍に苦しむ町を舞台に、新たなヒーロー
”黒い魔術師”が手品のように華麗に謎を解く長編ミステリー!


東野による『ガリレオシリーズ』の映像化作品で主役の湯川学を演じた福山雅治
「ダークヒーローを演じてみたい」と東野に語ったことが出発点となった。
福山はドラマ撮影時に「湯川学がもしダークサイドに落ちたら」という妄想を抱い
ており、それを東野に伝えたことがきっかけとなり、東野自身も悪党のような
キャラクターを書きたいと考えていたが、本格的な犯罪者を描くのではなく
「謎を解くためには手段を選ばない人物」というアイデアに行き着き、肉親の殺人
を動機とすることで物語の軸を形作った。
主人公が元マジシャンとなった理由は、福山が過去に大泉洋主演の映画『青天の霹靂 』
でのマジックシーンを絶賛していたことが東野の記憶に残り、それが発想の端緒
となった。さらに「手段を選ばない」キャラクターを描くにあたり、特殊技能を持た
せる必要があると考えた東野は、ハッカーのように道具に頼るのではなく身体的技術
で警察をも出し抜ける人物像を構想し、その結果マジシャンという設定に辿り着いた。


500ページ超えですが、サクサクとテンポよく読めてしまいます。
評価は余り高くはないようですが、面白いですよ。
東野圭吾作品なので、期待度が高いせいでしょう。
最後のマジックは、アッそう来たかで、ハッピーエンドなのかは読者次第です。 
映画版の福山雅治は、カッコイイですね。
原作を読んでから映画を観るのも、全然ありですよ!
★★★★☆