[七夕賞(G3)]
9年前にマイネルラクリマが勝つまで、1番人気馬は26連敗という
輝かしい歴史を誇る、これぞ夏場のハンデ重賞といったところか。
過去10年を紐解いても、1番人気馬は2頭のみ。そして5年前に
ゼ-ヴィントが1番人気馬が勝ってからは、1番人気馬は馬券圏内に
絡んでいません。それでも、ヒートオンビートやアンティシペイトか
ら買いますか?マイネルラクリマとゼーヴィントの共通点は伴に福島
で勝ち星があったことですね。
今日の阿武隈ステークスは、逃げた馬と差してきた馬とお決着でした
が、余程のハイペースにならない限り、まだ先行馬有利と見ます。
かと言って、このレースは先行馬が有利でもないんですけどね、昨年
は、スローに落とすことに成功したためでしょう。
本命は、夏の福島で特別戦を勝ち、秋の福島記念は2着と健闘して、
中山記念は5番人気、大阪杯は流石に相手が悪すぎた◎ヒュミドール。
因みに小倉記念も2着しているように、コーナー4回の小回りは得意
なのでしょう。
アンティシペイトは前走だけ走れば好勝負なのでしょうが、春の福島
と夏の福島では、馬場、コース取りも違ってきますので、押えまで。
実績ならナンバーワンのヒートオンビートは、本来ならこんな重賞に
出て来る馬ではないのですが、如何せん本賞金が足りず、秋の重賞戦
線に向けて、何としても賞金を加算する狙い。が、基本的なところは
長い距離を使っている馬で、中山金杯やチェレンジカップでは、少し
反応の遅さがありましたね。
相手筆頭は、夏の新馬を福島で勝ち。秋の福島での特別戦を2着、前
走は別定戦の重賞で外枠で1.1秒差、今度は内枠の偶数番を引いた
エヴァーガーデンが面白いですね。
ロザムール、フォルコメン、ヤマニンデンファレにトーラスジェミニ
とマウントゴールドなどの先行勢を中心に、ヴァンケドミンゴにプリ
マヴィスタなどの福島者者などを、手広く流します。
特にマウントゴールドは、リーディングトレーナーである池江厩舎と
オーナーサイドが、まだ稼げると踏んでの9歳続行ですので、昨年は
僅差4着だし、穴馬として狙っていきたいですね。
[プロキオンステークス(G3)]
まぁ、前走だけ見ればラーゴムのダート適性には疑う余地はないで
しょう。今の小倉の馬場が脚抜きがいいのも、見方しそうですね。
そもそも若い時は、素質馬として評価されて、きさらぎ賞を勝つな
ど活躍をしていましたが、その後はパッタリ。業を煮やした陣営は
ダート路線への転換を図りました。前走は着差は僅かでしたが、勝
ち時計は優秀でしたよね。
相手は、内からメイショウウズマサ、アルドーレ、エクレアスパー
クル、ゲンパチルシファー、ヴェルテックスにサンライズウルフで
しょうか。いや、これでは如何にも芸がなさすぎますね。当日のオ
ッズと相談ですね。