日曜競馬 回顧

競馬

[フローラステークス(G2)]


パーソナルハイの逃げは、一見、早そうに見えましたが、前後半の
ラップは、60.2-60.2  2:00.4。
前後半が平均的に緩い流れでしたね。
土曜日4Rでの3歳未勝利戦が、2:00.8だっただけに、G1
レースへの前哨戦としては、凡戦と言わざるを得ませんね。
結果的に、前に行った3頭での決着でした。1~3着馬は、展開に
恵まれての上位入線でしたね。人気のルージュエヴァイユの位置で
は、上がり最速33.6の末脚でも、届きませんね。
本命に推したルージュスティリアですが、スタートを決めて、絶好
の位置取りで4コーナーを回りましたが・・・、直線では全く伸びず
に、マサカの殿負け。福永騎手によると、脚がたまらなかった、
距離が長かったとのことですが、信じられませんね。脚に故障で
もあったかのようでした。
フローラステークス組の2頭では、桜花賞組や忘れな草賞で強い
競馬を見せたアートハウスが相手では、どうなんでしょうか。



[マイラーズカップ(G2)]


ベステンダンクが軽快に飛ばして千米通過が57.5。馬場を
考えると早かったですね。でも、自分のペースで行っただけに
最後まで粘りました。
勝ったソウルラッシュは、カラテが連勝を重ねて初重賞挑戦で
東京新聞杯を勝った時を思い起こしました。4連勝でG2戦の
勝利は、展開が向いたとはいえ、最後の末脚は切れましたね。
これで安田記念への優先出走権を得ました。当然、浜中俊騎手
安田記念へ臨むことでしょう。スプリント・マイル路線は、
グランアレグリアなどが引退したため手薄ですから、チャンス
はあると見ます。ただし、馬場が渋っていなければ、持ち時計
を大幅に詰める必要はあります。
ホウオウアマゾンにファルコニアは、力を出しました。
本命に推したカラテですが、スタートを決めて4コーナーまで
は順調にいきましたが、直線では伸びませんでした。決してこ
の距離と馬場で伸びないハズはないのですが・・・。