日曜競馬 回顧

競馬

[フェブラリーステークス(G1)]


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いや、しかし、福永騎手は最高に上手く乗りましたね。
何でも、福永騎手が怪我で治療中の間に、騎乗依頼があったとのこと。
堀宣行調教師の慧眼と勝負運には恐れ入りますよね。
レースは、前後半が46.8-47.0の平均ペースでした。
しかし予想以上の降雨での重馬場。前に行った組は容易には止まらない
馬場でした。結果的に、4コーナーを1~4番手で回った馬での決着。
もう、どこからどう見てもカフェファラオの完勝劇でした。
2着に付けた着差が21/2 は、千六の競馬としては決定的な差でしょう。
でも、カフェファラオは今後、どの道を進んでいくのでしょうか。
出走出来るレースは限られ、別定の重賞では何キロ背負わされるのか
分りませんものね。ワンターンの千六以外では、アテに出来ないのも
これまた言えることでしょう。
海外へ目を向けても、米国の競馬場は、基本、小回りなので
どうでしょうか。日本は砂で米国は土という馬場の違いもあります。


2着テイエムサウスダンは、岩田康成騎手が上手く自分のペースで運べ
るように、途中からハナに立ちました。恐らく距離実績が全くないので
自分で千六を駆けられるペースを作る必要がありましたよね。
ここは岩田騎手の好プレーでしょう。
3着ソダシも、頑張りました。枠順が外寄りでしたが、4歳牝馬
ソダシはスタート次第でしたが、包まれたり揉まれたくはなかったで
しょう。先行策にしても最後までよく踏み留まりました。


ソリストサンダーほかの差し・追い込み勢は、4着以下は仕方の無い
展開と馬場に泣きました。
アルクトスは快時計を持ってはいますが、中央場所のG1では通用し
ませんでした。
前日から不思議には思ってましたが、川田騎手のレッドルゼルが、何故
1番人気に推されたのかです。川田騎手自身は距離不安を隠してはい
ませんでしたが、締切りに近づくにつれ、単勝オッズは上がりまして
カフェファラオの5.1倍に対して、レッドルゼルは3.9倍。
何か厩舎サイドから、意味深な情報でもあったのかと疑いたくなります。
結果は6着で、掲示板にも載りませんでした。


それにしても、カフェファラオの単勝5.1倍に
3連複16,200円、3連単76,940円は、想定外によく付き
ましたね。個人的には、カフェファラオの単勝が1番美味しい馬券だった
と思います。