日曜競馬 回顧

競馬

[朝日杯フューチュリティステークス(G1)]


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阪神はホントに高速馬場なんですね。勝ち時計が 1.32.3 のレコードで
6着までが1分32秒台ですから。力を要しない馬場(反省)。
それにしても、グレナディアガーズは強かった。ルメールの暴走には
目もくれずに道中は4番手で先行。そして千米が 56.9 という超高速レ
ースで追い込み競馬になるところを、堂々と押し切りましたからね。
しかし、2歳の12月で、このような高速レースは、馬の脚に負担が
かかりますよね。時計だけが競馬じゃありませんから。
金曜日のサンスポでは、川田騎手は他の有力馬と比べても見劣りしな
いような旨を述べてましたが、本当だったんですね。
これが新馬戦からの参戦なら、エイシンプレストンリオンディーズ
などの前例があるから驚きませんが、3戦目の未勝利勝ちでの参戦で
すからね ...。幾ら川田騎手の自信のコメントとはいえ、ねぇ ...。
日本では一時株が下がったフランケルですが、グレナディアガーズは
将来性のあるマイラーとして育ち、いずれはフランケルの後継種牡馬
の選択すらあるでしょう。
負けた福永・レッドベルオーブですが、福永騎手は本当は勝ち馬の後
ろにつけたかったけど、自分の判断ミスだという敗戦の弁。
ステラヴェローチェは、横山典騎手にしては正攻法の競馬を試みまし
たが、上がり最速 33.5 で追い込みましたが、3/4馬身届かずの2
着。着差は僅差ですが、着差以上に負けたような感覚です。相手が強
かったというべきでしょう。しかしこのレースで、不良馬場もパンパ
ンの高速馬場も双方に対応出来ることが示せて、将来の有望株である
ことを披露出来ただけでも、良かったですね。