新疆での人権侵害を否定 中国政府が説明会
少数民族への人権侵害が指摘されている新疆ウイグル自治区を巡り、中国政府
は現地の女性らも参加し、強制不妊などの疑惑を否定する説明会を実施しました。
30日に行われた説明会で、新疆ウイグル自治区当局の報道官は「一部の欧米メ
ディアは偏見に満ちた多くの誤ったニュースを報じ、国際世論を欺いた」と人
権侵害を巡る報道を批判しました。
中継で出演したウイグル族の女性は「自分は2人の子どもを産み、周りの女性も
2、3人の子どもがいる」と述べ、強制的な不妊手術が行われているとの批判に反
論しました。
また、アメリカなどが中国当局による人権侵害を巡り、北京オリンピックのボイ
コットを検討していることについて、報道官は「スポーツを政治問題にすべきで
ない」と牽制（けんせい）しました。
いや、政治あってのスポーツでしょう。
政治とスポーツは関係ないと言うのは、世界常識に疎いバカな日本の
マスゴミぐらいなもの。
1980年のモスクワ五輪ですが、前年のソ連軍のアフガニスタン侵攻を
批判するために、米国の同盟国はオール・ボイコットしましたね。
その次の 1984年ロサンゼルス五輪は、仕返しとばかり、ソ連邦側の諸
国がボイコットをしましたね。既に前例が２つもあります。
↑ のＢＢＣの放送を見る限り、中国側の意見・発言は全て詭弁として
片付けられるのでしょう。動画の中の中国大使の発言は、非常に苦し紛
れのものと聞こえますからね。
新疆ウイグル自治区に弾圧がないなら、こんな政府主催・主導のヤラセ
の会見ではなく、誰でも自由に新疆ウイグル自治区を取材させてあげれ
ば？ それが出来ない事情があるんでしょ？
