日曜競馬 展望

競馬

[フローラルステークス(G2)]


例年のことですが、なかなか料理するのが大変なメンバーと
コースですよね。3着までに入れば樫の舞台への招待状が届
きます。逆に言うと、もう5月が迫っている中で、ここに出
走して4着以下だと、もう後はありません。春は終了です。
東京芝二千は、コース形態上、極端に内有利・外不利という
のは承知のことですが、外枠には内でゴチャつかないという
利点もあります。



やはり戦ってきた相手(ソダシ)が違う、ユーバーレーベン
本命が筋でしょう。ただし、出遅れ癖を出すと、幾ら末脚自
慢といえども、前も止まらない高速馬場だけに、途端、苦境
に陥ることは覚悟ですけどね。
鞍上にはマイネル軍団の主戦・柴田大、丹内ではなく、ユー
バーレーベンの力を一番引き出した、Mデムーロ騎手に依頼
したのは、勝負がかりだからでしょう。
相手は、人気どころは置いておいて、メイサウザンアワーの
前走で先着を許した相手は、重賞V馬にして、桜花賞4着馬。
一度はアカイトリノムスメの前に出る場面もありました。
乗れてる横山武騎手騎乗のオメガロマンスも侮れません。
14番枠が嫌われてか、そう人気にはならないでしょう。道
中後方待機策で、乾坤一擲ダメモトの直線一気に期待がかか
ります。



[マイラーズカップ(G2)]


エアロロノアは、人気と実績との調和がイマイチですねぇ。
このメンバーでは、余勢を駆って来てもおかしくはありませ
んが、ここでは相手の1頭ですね。
本命は急な乗り変わりがどうなるか分りませんが、安田隆行
調教師の声かけを拒否する騎手もいないでしょうけど、誰が
残っているのでしょうかね?そのケイデンスコールが本命で
すね。ロードカナロワもハーツクライも、どちらかと言えば
晩成型。ここ2走の本格化は本物かもしれません。
相手の1頭には、ベステンダンク。9歳馬なれど昨年の2着
馬。ブリンカー効果で一変すればここか。
ハッキリ言ってG3クラスのメンバーならば、阪神の高速馬
場を考えて、ボンセルヴィーソも馬券圏内も十分にあり得ま
すよね。展開ひとつか。