日曜競馬 回顧

競馬

[アルゼンチン共和国杯(G2)]


勝ったオーソリティは、鞍上ルメール騎手の手綱捌きと作戦が功を奏して
見事な優勝でしたね。オーソリティが3番手から行くなんて思わなんだ。
勿論、馬自身が鞍上の指示に応えるだけの力がなければなりません。
ア杯で、この3歳世代のトップレベルであることを証明しましたかね。
負けたユーキャンスマイルですが、直線で狭くなり不利を受けたようなシ
ーンが見受けられましたが、パトロールビデオを見る限り、不利も何も
ありませんでした。力負けでしょうか、休み明けで反応が何時になく鈍
かったのかもしれません。
2着のラストドラフトは、京成杯を勝った時はクラシック候補といわれ
ましたが、その後に低迷。勝った馬には完敗でしたが、16頭を負かした
のですから、これを機に元の走りを取り戻す切っ掛けになればと思います。
サンアップルトンは柴田善臣騎手だけに応援をしていましたが、馬券圏内
に入りましたので、健闘したと思われます。



[みやこステークス(G3)]


勝ったクリンチャーは、これでJRA芝・ダート両方の重賞を勝ったこと
になりますね。芝では京都記念を勝っています。内容は圧勝。
川田騎手の、後続に脚を使わせて持久力勝負に持ち込むという、肉を切ら
せて骨を断つ作戦が、当たりました。ノースヒルズ、勢いがあります。
ベストタッチダウンは、松山弘平にツッつかれて3コーナーで戦意喪失と
いうか力尽きました。
その松山・エアアルマスは3~4コーナーで一瞬見せ場らしきものを作り
ましたが、まだ完調ではないのか惜しくない4着。
交流G1馬ワイドファラオ・福永騎手も59キロで、必ずしも得意とする
距離じゃないことを考えれば、致し方なし。やはり、マイルがベストですね。
みやこステークス組では、本番チャンピオンンカップでクリソベリルを脅
かす馬はいませんでしたね。