[アルテミスステークス（G３）]
過去８回、馬券圏内に入った２４頭のうち、臨戦過程が未勝利からの
馬が８頭、新馬戦からの馬が６頭と、過去の "実績" には余りとらわれ
ない感じですね。1番人気は３勝です。
実績ナンバーワンは白毛のソダシ。母のブチコは人気のある馬でした。
牡馬に混じっての札幌２歳Sをレコードでの勝利は、ここでは横綱級の
戦跡でしょう。しかし、人気は割れるんじゃないかな。
本命は、タウゼントシェーン。初戦の豪快な勝ち方に非凡な才能を見
出します。ディープインパクト産駒は、中山千六では味が出ずに、や
はり広く直線の長い東京向きでしょう。目標は阪神ＪＦですが、ここ
で賞金を詰んでおかないと出走すら危ぶみます。ここをキッチリと
勝って、西に向かいたいところです。
相手はソダシ、ユーバーレーベンにテンハッピーローズが当然主力。
ククナほかは、オッズ次第でしょう。
[スワンステークス（Ｇ２）]
アルテミスＳが阪神ＪＦの前哨戦なら、スワンＳは先日の富士Ｓと
伴に、マイルＣＳの前哨戦。
今年前半の快進撃には目を見張るものがあるサウンドキアラ。牡馬
との重賞でも互角以上に戦えるレベルに到達。ヴィクトリアマイル
では、離されはしたもののアーモンドアイの２着。絶好調の松山騎
手のエスコートで、ここは決める。
国内外Ｇ１・３勝のアドマイヤマーズは、初の千四がどう出るかと
斤量５８キロでしょうか。ステルヴィオも当然圏内。
カテドラルやアルーシャは、京都外回りでも距離不足かな。
穴なら後ろからの競馬が多い馬の中で、先行力を活かせればボンセ
ルヴィーソあたりか。
