報道各社の内閣支持率、なぜ違う？…
読売・日経は７割台と高く
菅内閣発足に伴い報道各社が実施した世論調査で、内閣支持率はいずれも
高い水準を記録した。読売新聞社と日本経済新聞社は７割台で、朝日新聞
社、共同通信社、毎日新聞社はそれぞれ６割台だった。
読売、日経両社と他の３社の数字の差は、内閣支持の質問手法の違いが影
響したとみられる。読売の場合、内閣支持の質問で、あいまいな回答をし
た対象者には、「どちらかといえば、支持しますか、支持しませんか」と
１回だけ重ね聞きするルールを、歴代内閣の電話調査で一貫して採用して
いる。
日経も類似の手法をとっている。重ね聞きをしない場合と比べ、「支持」
「不支持」の数字がそれぞれ上積みされるが、今回は新内閣発足直後の期
待感から、「支持」に大きく傾いたようだ。
実際の調査結果に、自社の論調を加除しているからでしょう。
自民党・菅政権の場合で示すと、読売・日経・産経はプラス方向に、
朝日・毎日・東京はマイナス方向に "調整" をしているからですね。
安倍政権の後任内閣の菅政権を支持する読売３社連合に対して、菅
政権など反吐が出ると考えているのが朝日３社連合という構図であ
り、世論調査結果もそれに沿うものでなければ各社とも困るからで
しょうにね。
