その通り!

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選挙の投票義務化を 自民・石破氏


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自民党石破茂元幹事長は27日、大阪市内で講演し、国政選挙での投票率低下
を念頭に、「民主主義が機能する条件は、可能な限り多数が参加することだ。
投票は義務にすべきだ」と語った。

 
石破氏は「一部のイデオロギー、特定の利害を共有する人たちは投票に行く。
民主主義の名を借りてそういう人たちが好きなようにやる」と指摘。「(票を)
入れたい政党、候補者がいないなら白票を入れてほしい。民主主義はそれほ
ど厳しいものだ」と述べた。


news.yahoo.co.jp


石破にしてはマトモなことを言いますね。ホントにその通り。
選挙権は権利ではなく義務なのです。拙ブログでもそう主張
してまいりました。


憲法
第十二条 この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民
 の不断の努力によつて、これを保持しなければならない。
 又、国民は、これを濫用してはならないのであつて、常に
 公共の福祉のためにこれを利用する責任を負ふ。
第二十五条 すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活
 を営む権利を有する。


法学部出身ではないので、自己流の憲法解釈では・・・。
十二条の「国民に保障する自由及び権利」というものが成立
するためには、「国民の不断の努力」「常に公共の福祉のた
めにこれを利用する責任を負う」を遂行することが条件。
選挙権もここに唱われる努力や責任の中に入るのではなかろ
うか。国民が選挙権という義務を果たしてこそ、民意に選ば
れたし時の政府から、第二十五条等の権利を享受出来るので
はあるまいか。
ただし、最高裁判所判事の可否を問うアレは止めて欲しい。
紙と時間のムダに過ぎませんから。


ちょっと話はそれますが、ケネディ大統領の就任演説は、格調
の高さと真のステイツマンらしい熱意が溢れたものとして知ら
れています。中でもこの一節は有名ですね。


米国民の同胞の皆さん、あなたの国があなたのために何ができ
るかを問わないでほしい。 あなたがあなたの国のために何がで
きるかを問うてほしい。
世界の市民同胞の皆さん、米国があなたのために何をするかを
問うのではなく、われわれが人類の自由 のために、一緒に何が
できるかを問うてほしい。