平手打ちはしない?

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ハメネイ師「米に平手打ち」 
強気姿勢、本音は衝突回避か イラン


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イランの最高指導者ハメネイ師は8日、首都テヘランで演説し、同日
未明に行われたイラク国内の駐留米軍基地などへの弾道ミサイル攻撃
について「米国に平手打ちを浴びせた」と述べ、強気の姿勢を示した。


さらに「地域での米国の扇動的なプレゼンスを終わらせることが重要
だ」と主張し、中東からの米軍全面撤退を求めて対決を続ける方針を
改めて強調した。

 
イランでは、国内で英雄視されていた革命防衛隊コッズ部隊のソレイ
マニ司令官が米軍に殺害されたことを受け、対米報復を求める声が今
後もやまない可能性が高い。イラン側は、今回の攻撃を「国連憲章
基づく自衛権の行使で、釣り合いの取れた措置だった」(ザリフ外相)
と正当化している。

 
ただ、軍事力で勝る米国との本格的な武力衝突を回避したいのが本音
とみられ、挑発と抑制のバランスを見極めながら今後の対応策を慎重
に模索していくとみられる。 


headlines.yahoo.co.jp


まぁ、煽りに煽った反米主義政策の落としどころが問題なようです。
英雄を抹殺されたイラン国民の不満の噴出先が心配ですね。
幾ら軍事力の正面衝突ではかなわないといっても、米国への対抗措置
を怠れば、国内の保守派・過激派の台頭となるところです。
米国空軍基地への弾道弾は、わざと基地を外して発射させたのですか?
あれだけミサイルを打ちながら、米軍側の死者がゼロですもんね。
これがイラクの本音なのでしょうか。平手打ちにもなりゃしない。
米国は和議も含めて、戦争回避策は可能ですが、イラン側は何とも
微妙なところですね。