[エリザベス女王杯（Ｇ１）]
もうね、重賞では有力馬には乗せてもらえないよ、Ｍデムーロ騎手。
春の天皇賞でのエタリオウ、そしてエリザベス女王杯でのラヴズオンリーユー。
今年はオークス以来、重賞勝ちがないのも、偶然ではないのでしょう。
確かにド・スローペースでクロコスミアが残る展開でしたが、あの騎乗ぶりは
ラヴズオンリーユーの本来の乗り方ではありませんね。猛省。
どれくらい遅かったと言うと、18頭中13頭が上がり 33秒台を記録。
全てがよかれと思ってした事でしょうが、結果に繋がらないところが、運に
見放されている証拠でしょう。
代わってＣスミヨン騎手。本当はもっと前で競馬をしたかったそうですが、
前に行かないものは仕方ないと、ずっとインで足を溜めて、直線で末脚を
爆発、32.8の剛脚でまとめて差し切りました。
スミヨン騎手は、体重のコントロールが難しいらしく、日本へは暫く来れま
せんでしたが、今回の来日に際しては、万全の体調で来て、軽い牝馬にも
乗れるようになったそうです。
スミヨン騎手によると、直線では外を突こうとしたそうですが、インが空いて
いたので迷わずインに進路を取ったそうな。距離ロスを最小限にと考えた
わけですね。欧州の競馬は、まずインが空くことはありませんからね。
何で日本人騎手はインを開けるのかと、Ｋデザーモ騎手だったかが言って
ましたが、正にその通りですよね。
今日から有馬記念まで８週連続Ｇ１戦が続きます。
マイルチャンピオンシップ、頑張らなきゃね。
