日曜競馬 回顧

競馬



[エリザベス女王杯(G1)]



昨年の衝撃的な末脚を出しての劇的な勝利よりも、今回のレースの方が
はるかに強さを感じました。
迎え撃つ日本馬勢は、昨年より強力陣でしたからね。
欧州一級線の牡馬相手に闘い、ローテーションもキツい中で、馬自身が
ひと回り逞しさを増してきましたね。


大外枠の不利? そんな些細なことなど何の問題なし!
道中後方を進み、いつの間にかインに馬を入れて折り合って進みました。
直線では33.8の最速の末脚を爆発して、ゴール前では並ぶ間もなく
突き抜けました。 強いの一言ですね。
シンメイフジの大逃げでも、無駄に脚を使わなかったのも功を奏しました。
これでRムーア騎手との相性は5戦5勝。
今後は香港カップへ向かうそうですが、まだ4歳です。
来年も日本の競馬場の土を踏んでほしいですね。
英オークス馬であるダンシングレインは、出遅れた時点で勝負を諦めて
ましたね。 ただ何もせずにコースを一周しただけ。
アヴェンチュラの強さ、アパパネの復活、ホエールキャプチャの堅実さ
など、日本の主力馬にとってもいい刺激になりましたね。
レーヴディソールは、見所なく11着に沈みましたが、これからの馬です。
長い目で観てあげましょう。




[武蔵野ステークス(G3)]


まぁ結局は人気同士での決着でしたね。
アドマイヤロイヤルを騎乗したアンカツ騎手の好手を改めて再認識しました。
3着でしたがフルゲート1枠に入った馬を勝負処で上手く外に出しました。
2着ダノンカモンは、目標にされると辛いよ、を体現したような走りですね。
勝ったナムラタイタンは、ダノンカモン1頭を目標にして、ワンテンポ仕掛けを
遅らせて、ゴール前の直線では、何とか凌ぎきりました。
ダノンカモンに重賞が舞い落ちる日は来るのでしょうか。