自由とは対局にいる連中

競馬

(社説)あいち企画展 
中止招いた社会の病理


f:id:bakenshikabuya:20190808214943j:plain:w600


人々が意見をぶつけ合い、社会をより良いものにしていく。その営みを根底で
支える「表現の自由」が大きく傷つけられた。深刻な事態である。

 
国際芸術祭あいちトリエンナーレ2019の企画展「表現の不自由展・その後」
が、開幕直後に中止に追い込まれた。

 
過去に公的施設などで展示が許されなかった作品を集め、表現行為について考
えを深めようという展示だった。芸術祭として個々の作品への賛意を示すもの
ではなかったが、慰安婦に着想を得た少女像や、昭和天皇を含む肖像群が燃え
る映像に抗議が殺到した。放火の予告まであったという。もはや犯罪だ。警察
は問題の重大さを認識し、捜査を尽くさねばならない。

 
気に入らない言論や作品に対し、表現者にとどまらず周囲にまで攻撃の矛先を
向け、封殺しようとする動きが近年相次ぐ。今回はさらに、政治家による露骨
な介入が加わった。

 
芸術祭実行委の会長代行を務める河村たかし名古屋市長が、「日本国民の心を
踏みにじる」などと展示の中止を求め、関係者に謝罪を迫ったのだ。

 
市長が独自の考えに基づいて作品の是非を判断し、圧力を加える。それは権力
の乱用に他ならない。憲法表現の自由を保障している趣旨を理解しない行
いで、到底正当化できない。

 
官房長官柴山昌彦文部科学相も、芸術祭への助成の見直しを示唆する発
言をした。共通するのは「公的施設を使い、公金を受け取るのであれば、
行政の意に沿わぬ表現をするべきではない」という発想である。

 
明らかな間違いだ。税金は今の政治や社会のあり方に疑問を抱いている人も
納める。そうした層も含む様々なニーズをくみ取り、社会の土台を整備・運
営するために使われるものだ。

 
まして問題とされたのは、多数決で当否を論じることのできない表現活動
である。行政には、選任した芸術監督の裁量に判断を委ね、多様性を保障
することに最大限の配慮をすることが求められる。その逆をゆく市長ら
の言動は、萎縮を招き、社会の活力を失わせるだけだ。

 
主催者側にも顧みるべき点があるだろう。予想される抗議活動への備えは十分
だったか。中止に至るまでの経緯や関係者への説明に不備はなかったか。丁寧
に検証して、今後への教訓とすることが欠かせない。

 
一連の事態は、社会がまさに「不自由」で息苦しい状態になってきていること
を、目に見える形で突きつけた。病理に向き合い、表現の自由を抑圧するよう
な動きには異を唱え続ける。そうすることで同様の事態を繰り返させない力と
したい。


www.asahi.com


www.youtube.com


流石は売国新聞だけの論説ですね。
"国際的な芸術祭"で、昭和天皇の写真を燃やして灰を足で踏みつぶす、朝日新聞
吉田清治植村隆による捏造の賜物である従軍慰安婦像を飾る、そしてこれに抗議
することを批判し、それらを"多様性"としての芸術と認めよ、と。狂ってますね。
朝日新聞にしろ、問題の芸術祭の芸術監督の津田大介(←お前は祖国に帰れ!!)
も、自分達の言論と表現の自由は認めろ、しかしこれに反対する言論と表現は認め
ないう、およそなんとかの"自由"とは対局の思想と意見を持った連中です。
一般常識上で鑑みて、明らかにおかしいことに抗議して、催し物を止めさせるのが
"社会の病理"だと ...。朝日新聞の病理の方が問題ですよね。
こんな"芸術祭"を血税で賄うとは、断じてあってはならないことですね。
主催者の愛知県知事は辞職せよ!!