日曜競馬 回顧

競馬

[第156回 天皇賞(秋)(G1)]


もうね、ここまで馬場が悪化すると道悪の巧拙ではありませんね。
以前にも書きましたが、現役時代の岡部幸雄騎手の名言
「馬場が悪化しても、馬に走る意思があるのかないのかだ。」
なんですよね。例えどんな馬場であっても、全馬平等なのです。
出負けしたキタサンブラックはもうないのかと思いましたが、4コーナー
までに先団に取り付き、直線で馬場の悪いインを突いて伸びてくる姿は
感動ものでしたね。最後のサトノクラウンとのクビ差は永遠のクビ差であり
サトノクラウンキタサンブラックを抜くことはなかったでしょう。
最後の実力馬2頭のマッチレースは見応え十分でしたよね。
ラスト1Fが14.0。 両馬ともお釣りがありませんでした。
レインボーラインかぁ...。確かに渋った馬場は得意なのですが、ここまで
悪化した馬場には、と。
そこから5馬身離されたリアルスティールは、前半少し掛かってましたかね。
キタサンブラックは、JC→有馬記念と進むようですが、JCを回避する
可能性もありますね。この天皇賞での消耗度合いは相当なものじゃないかしら。
そうそう、天皇賞同一年度春秋連覇は立派なことです。
無理して3戦する必要はありません。ゆっくり休養をはさんで、元気な姿で
有馬記念を迎えて欲しいところです。