東京新聞(笑)

競馬

日韓、ゆがんでいく記憶


韓国でこの夏、「軍艦島」という映画が上映された。戦時中に朝鮮半島
出身者が徴用され、長崎市沖にある通称・軍艦島の炭鉱で過酷な労働を
強いられたという話だ。独立運動家が島に潜入して労働者を決起させ、
日本軍と銃撃戦の末、集団脱走に成功するというストーリーのようだ。
軍艦島で働いたという男性が韓国紙の取材に答え、「集団脱走などあり
得ない」と事実とは異なる矛盾点をいくつか挙げ、「映画はもう少し淡泊
に描くべきだ」と語っていたのが印象に残る。
戦後七十二年。記憶がゆがんでいくようにみえる。主義、主張のために、
事実にさまざまな解釈が加えられ、曖昧だった記憶がいっそうデフォルメ
されていく。
慰安婦問題では、存命中の元慰安婦の多くは沈黙を続けるが、韓国各地に
建てられた少女像は、日本は何も救済措置をしていないという、事実に反
する記憶を再生する。日本の保守派は、慰安婦は奴隷ではなかったし、人数
も誇張されていると反論するが、女性たちが日本軍人の性の相手をさせら
れたという最も本質的な事実から目をそらそうとする。
戦場に行ったり、植民地支配を経験した人たちはもう多くはない。今後は
当事者の証言という、記憶にだけ頼るわけにはいかない。後の世代の私たち
は、活字や映像といった記録に向き合い、昭和の歴史を学ぶ努力がこれまで
以上に必要になる。 (山本勇二


http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/ronsetu/CK2017082802000126.html

>保守派は、慰安婦は奴隷ではなかったし、人数も誇張されて
>いると反論
保守派はそんな反論はしていません。
こいつ微妙に論点をワザと外してやがるな。
問題にしているのは以下の3点。
1.従軍慰安婦朝日新聞吉田清治植村隆の捏造の産物
2.いたのは軍から金で雇われた売春婦
3.村山談話河野談話のなどの全面撤回
以上!!