[ＮＨＫマイルカップ（Ｇ１）]
前半千米が５７．９、前後半が４６．１−４６．２、１．３２．３。
（12.4 - 10.9 - 11.2 - 11.6 - 11.8 - 11.3 - 11.3 - 11.8）
Ｇ１戦に相応しいレースでした。千六を走って前後半の差が０．１秒
しかない緩みの無い平均ペース。 言い訳は効きません。
勝ったアエロリットはスタートが全てでしたね。陸上競技ならフライング
を取られてもおかしくないロケットスタート。これで本来の先行策に
迷いはなくなりました。道中３番手で進み、３４．３（レースラップは
３４．４）で上がられては、後続もなす術がありません。１ 1/2 の快勝
でした。折り合い、血統的にも問題はありませんので、秋は秋華賞が
目標でしょうか。それとも今は層が薄いマイル戦線の間隙をついてマイル
ＣＳでしょうか。展望が広がりました。
２着のリエノテソーロは不思議なくらい人気がありませんでした。
１３番人気を嘲笑うような直線での上がり最速３４．０でアエロリットを
追い詰めました。新馬戦・ＯＰ特別と芝で勝ち、前走も千六を１．３４．９
で駆け抜けていますので芝適性に問題はありません。ダートＧ１馬という面が
強く印象付けられたのでしょうか。全日本２歳優駿（JpnG1）で牡馬を向こうに
回して勝つくらいですから、勝負根性は相当なものでしょう。
３着ボンセルヴィーソは伊達に４連続重賞３着以内の実績が示す通り、今回も
３着。軽くは扱えませんが、現状では相手なりに走る馬なんでしょう。
１番人気カラクレナイは、結果的に内枠が災いしました。終始馬群の中に包まれ
通しでした。Ｍデムーロも「これではイケナイ！」と思いつつも、１番人気馬に
外への進路を譲る馬はいません。
モンドキャンノは何も問題はありませんでしたが、強いてあげればこの勝ち時計
には、ついて行けなかったのかもしれません、
ミスエルテは、また馬体重が減ってしまいました。パドックでは相変わらず少し
うるさい仕草をしてましたが、この良馬場での敗戦は何とも…。
あのファンタジーＳでの末脚は、もう見られないのでしょうか。
３連複６−１４−１６ ５０，６００円
下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる作戦が奏功しました。
（実は、プラチナヴォイスからの馬券も少々持ってました…、ははは。）
