今度こそ崩壊か?

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中国ショックは「二番底」に 
国営含めた企業でデフォルト状態相次ぐ…



上海株が復調の気配を見せるなど一時のパニックは収まったようにみえる中国経済だが、実体経済
は厳しさを増している。国営企業を含む社債などのデフォルト(債務不履行)状態が相次ぎ、輸出
や輸入が大幅に落ち込むなど、チャイナショックが「二番底」を迎えつつある。



山東省が地盤で、香港市場に上場する中国山水セメントは5日、12日に期限を迎える20億人民元
(約389億円)の債務返済が不確実だと公表した。これが支払えない場合、2020年に期限を
迎える5億ドル(約617億円)の社債デフォルトの引き金になる恐れがあるという。

 


また、四川省に拠点を置く石炭生産の恒鼎実業(ヒデリィ・インダストリー)が4日、1億9060
万ドル(約235億円)の社債の元本と金利の支払いが期日通り履行できなくなり、事実上の
デフォルト状態となった。
ブルームバーグは「恒鼎実業の苦境は、中国の実体経済における連鎖反応かもしれない」とする
アナリストの見解を紹介している。

 


国営企業も事実上、初のデフォルト状態となった。10月19日、大手資源商社の中国中鋼集団
(シノスチール)が20億元(約389億円)の社債が返済できず、支払いを延期している。
政府が救済に乗り出すとの見方もあるが、巨額の負債を抱える国有企業はほかにも多く、習近平
政権が進める国有企業改革の有名無実ぶりが露呈する可能性もある。




中国経済の失速ぶりは鮮明だ。中国税関総署が発表した10月の貿易統計によると、輸出が前年同月
比6・9%減、輸入は18・8%減と大幅に落ち込んだ。輸出と輸入を合わせた貿易総額のマイナス
は8カ月連続で、減少幅は9月の11・4%よりも拡大している。

 


1〜10月累計の貿易総額は前年同期比8・5%減となった。年間で6%増とする政府目標を大きく
下回っており、目標達成はほぼ絶望的な状況だ。国・地域別で見ると、日本は11・2%減と引き
続き低調。欧州連合(EU)は8・3%減少した。

 


中国企業のデフォルトの波は収まりそうもない。



→ http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20151110/frn1511101900004-n1.htm



いよいよシナのバブル経済の崩壊近しでしょうか。
今迄何度も“バブル経済の崩壊”を言われ続けてきましたが、
期待に応えずに崩壊しませんたが、それはシナの金融緩和により、
市場に人民元をジャブジャブ流していたからですね。
株式市場には指数を支えるために、どれだけ人民元を注入した
かは分かりません。恐らくハンパな金額ではないでしょう。
しかし、それも余力が無くなっているようですね。
国営企業のデフォルトが始まりました。
おそらくこのデフォルトは、国営のみならず民間企業も同様に
その危険を孕んでいますね。連鎖倒産の可能性は低くはありません。
もう元を刷るための輪転機がフル稼働しても足りないくらいの
経済状態なのでしょう。