イライラする横パス セルジオ越後
今大会たくさんチームを見てきて、日本が一番走っていない。
例えばスペースに飛び込んだり、相手を引きつけて味方の
ためのスペースをつくったり、走れないから、そういう動きができない。
横にパスを回すだけで、どんなベテランのチームなんだ、日本は。
もうスペインや日本のようなパスサッカーは終わったな。
足元でパスを受けるだけのサッカーは通用しない。
ボールを支配する時間は長いが、縦に出るスピードがないし、裏も取れない。
だからシュートまでいけないし、打てない。
10人の相手ですら、楽に守れるから疲れないのだろう。
そもそもシュートへの意識の低さも問題だ。
もう本田にはFKを蹴るなと言いたい。
彼は止まったボールしか蹴れないのか。
FKを蹴るような選手は、流れの中でだって前方が空いたら必ず
シュートを打つはず。
岡崎も香川もシュートゼロじゃあ話にならない。
日本以外のチームがみんな素晴らしく見えるよ。
よく走るし、戦う姿勢もある。
無我夢中になって得点を取ろうとする。感動するんだ。
日本はパス、パス、パス…ってイライラする。
「自分たちのサッカー」と言ったって、全然通用していないじゃないか。
(日刊スポーツ評論家)
→ http://www.nikkansports.com/brazil2014/column/sergio/news/p-cl-tp0-20140622-1321445.html
間違いはありません。
本当に、日本代表のサッカーは余りに消極的で
お行儀良過ぎ。
体力で勝る相手に、持久力の差がモロに出てしまい
後半バテバテで足が上がらないのは情けない。
一体、この4年間で何をしてきたのか・・・。
セルジオ氏はそう指摘するが、ゴールを狙えるFKを
蹴れるのが本田しかいないのは事実。
この4年間をW杯で、どんなサッカーをしようと
鍛練を重ねてきたのか。
>無我夢中になって得点を取ろうとする。感動するんだ。
これなんですよね、日本代表に決定的に欠けているのは。
無我夢中で点を取りに行く、その姿勢に観客は興奮して
世界レヴェルのサッカーを堪能出来るのです。
6月25日は、勝負は関係なし、我を忘れて無我夢中、
相手ゴールまで目指してください。