日本サッカー界、発進!

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「ひたむきさは伝わっただろうか」
アジア杯優勝も浮わつかない
『なでしこ』たちの不安と責任感…
女子サッカー人気は水もの「結果残さないと」



女子サッカー日本代表なでしこジャパン」が初優勝した女子アジア・カップ
ベトナムで繰り広げられた熱戦を取材して感じたのは、「なでしこ」の立ち位置についての選手たちの
真剣な思いだった。それぞれの胸には、プレーの質や成績といった結果だけではない、サッカー界に対
する使命感も満ちていた。(吉原知也)



「ここで自分たちが結果を残さないと、女子サッカーの人気がなくなるというか、さびしくなるという
気がする」
1次リーグを2勝1分で終え、来年にカナダで開催されるワールドカップ(W杯)出場権を得た日本。
中国との準決勝を控えた5月20日の練習後、FW高瀬愛実(めぐみ)(INAC神戸)が口にした言葉だ。

 


今回、海外組は所属チームの意向があり、主力の多くがアジア杯に参加できなかった。
チェルシーに所属するエース大儀見優季が1次リーグでチームを離れたこともあり、国内組のFW陣には
さらなる奮起が求められていた。

 


高瀬は大会を通じて無得点に終わったものの、この日は「口だけじゃなくて、ピッチで表現して結果を出
さないといけない」と自身の課題を何度も繰り返した。その中に、女子サッカー全体を見据えた発言があった。

 


スポーツの人気は、国際大会での成績に影響される面が大きい。日本の女子サッカーそんな浮き沈みをまさに
経験してきた。



なでしこリーグ」の観客数でみると、8万2054人だった2010年から、W杯ドイツ大会で初優勝した
11年は約2・4倍の20万1290人に急増。ロンドン五輪で銀メダルを獲得した12年は23万1504人
に膨れあがった。ところが、全試合での有料化に踏み切った13年は、16万7809人と大きく減少した。

 

23歳ながら所属クラブの主将を務める高瀬はリーグの“今”を感じ取っているからこそ、危機感とも取れる
言葉が口をついたのであろう。

 


高瀬だけではない。延長にまでもつれ込み、劇的な勝利を収めた準決勝後、宇津木瑠美モンペリエ)は日本
サッカー協会の関係者に「ひたむきさが伝わっているのかな」と話し、日本でどう受け止められたかを気に
かけていたという。05年に代表デビューし、10年に日テレから仏リーグに移籍した宇津木。
勝敗以上に、「なでしこ」らしさを突き詰める姿勢は日本代表としての品格を感じさせた。

 


また、5月26日夜にベトナムから帰国し、羽田空港で取材に対応した主将の宮間あや(岡山湯郷)も「男子の
W杯も近い。サッカーを盛り上げるというひとつの責任を果たせた」と話した。
宮間のはっきりとした口調、引き締まった表情が強く印象に残った。

 


今回のアジア杯では、猶本光(浦和)ら若手がフル代表でプレーする機会を得た。日本サッカー協会上田栄治
女子委員会副委員長は「若手がベトナムでの経験を持ち帰り、結果を出せば、また代表に呼ばれることになる。
国内リーグのレベルアップになり、集客にもつながる」と若手の飛躍による相乗効果に期待を込める。

 


連覇の重圧がのしかかる来年のW杯は女子サッカーの発展にとっても正念場となる。
個々の選手が胸に秘めるサッカーへの情熱は、きっと力になるはずだ。



→ http://sankei.jp.msn.com/west/west_sports/news/140608/wsp14060818000002-n1.htm


https://www.youtube.com/watch?v=osVzb9-yxTo:movie,w600


さて、今週13日から始まるサッカーワールドカップ
4年に1度の世界中を巻き込んだ悲喜こもごもの盛大なお祭りです。
日本のサッカー界は、是が非でも結果を残さなくてはなりません。
ここで1次リーグで敗退などしますと、「何だよ、やっぱりダメじゃん…。」
と、ファンをがっかりさせてしまいます。
その悪影響がJリーグにも及ぶかもしれません。
私は日本代表の男子はホームとアウエイ(パンツも)、なでしこはホームの
レプリカを買っています。オーセンティックは高いです(笑)。
見た目もレプリカの方がいいのですが、オーセンティックは流石に
素晴らしく軽いですね!この軽い生地で90分間の激闘に対応
出来るのですから、日本繊維技術界、万歳ですね。
このW杯と来年の女子W杯では、是非ともいい成績を残して欲しい
ところですね。