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65万人“中国案拒絶” 
香港民主派が行政長官直接選求め「市民投票」




香港政府の次期トップを選ぶ2017年の行政長官選をめぐり、直接投票による普通選挙制度の導入を
求める香港の民主派が22日、民間の市民投票を市内15カ所に設置した投票所で始めた。



中国政府は、親中派候補以外は事実上、立候補できない制度で香港の民主派を押さえ込む意向。
今回の市民投票の設問は普通選挙の3つの実施案以外は棄権しかなく、中国政府案拒絶を示す民意調査
の側面が強い。

 

1997年の返還後も民主主義を守る姿勢で「香港の良心」と呼ばれた香港政府の元ナンバー2、
陳方安生(アンソン・チャン)さん(74)も22日、香港島中心部で投票し、記者団に対して、
「真の普通選挙を求める声が香港でいかに大きいか、中国政府に訴える意味がある」と強調した。

 


先行して20日に始まった電子投票と合わせ、人口約700万人の香港で22日夕までに65万人以上が
投票した。18歳以上の市民が身分証明書番号を提示して投票する。当初は22日までだったが、電子
投票がハッカー攻撃に遭い、主催者側はシステム対策を強化して、29日まで投票を延期した。



→ http://sankei.jp.msn.com/world/news/140622/chn14062220360005-n1.htm



北京政府としては、恐らく強硬手段に訴えても北京寄りの
候補者を行政長官に据える可能性がありますね。
東トルキスタンなど、各“自治区”が不穏な動きをしている中
香港の北京への反乱は食い止めたいところです。
しかし香港住民も必死です。軍や党の保守派・強硬派に支え
られている習政権の直轄地にだけはなりたくないところ。
香港住民の頑張り、北京政府の顔に泥を塗って欲しいですね。