しかし、東京競馬場で行われるG1。
関東馬は1頭(グランドシチー)、関西馬は15頭。
芝以上にダート路線は、関西馬優位といけども、幾ら何でもこれは…。
関西馬の争いに場所を貸しているだけかよ。
美浦厩舎に猛省を促したいところです。
[フェブラリーステークス(G1)]
ここは、どう見ても4頭立ての競馬か。
◎ベルシャザール(C・デムーロ騎手)
新馬戦→ホープフルステークスを勝ち、スプリングSを2着(勝ち馬オルフェーヴル)
ダービーはオルフェーヴルの(離された)3着。 そして菊花賞後に2回の長期休養。
2回目の休養後は脚元との相談からか、ダート路線に変更。
この作戦は大当たりで、6戦4勝(4110)で、JCダートまで制しました。
潜在能力としては抜けた存在ですね。
ただし、JCダートは名手ルメール騎手の技あり。
クリスチャン・デムーロ騎手も兄貴顔負けの腕達者ですので、鞍上が変わることを
余り気にする必要はないでしょう。
○ホッコータルマエ(幸騎手)
昨年は10戦7勝(7210)交流G1を4勝。
昨年のJRA賞ダート部門に選ばれてもおかしくはありません。
今年初戦となった川崎記念(交流G1)を勝って、駒を進めてきました。
決め手にはやや欠くので、先行押切りに期待でしょうか。
▲ニホンピロアワーズ(酒井学騎手)
2年前のJCダートの覇者。御年7歳なれど元気元気(笑)。
何故かホッコータルマエとは相性が良くありません。
しかし、前走の東海ステークス(G2)は、大楽勝。
他馬とは闘ってきた相手が違います。
問題は東京競馬場が初見参であり、ダート経験しかない点。
御存じの通り、府中千六のスタートラインが芝で、そこで勢いを
つけてダートコースに入ります。
そこで戸惑わなければいいのですが。
△ワンダーアキュート(武豊騎手)
8歳なれど、ますますお盛んで何より(笑)
2年前と昨年のJCダート2着、2年前にJBCクラシック優勝。
これまでの成績が(11・10・4・11)。堅実ぶりがウリの馬ですね。
問題は展開ですね。
エーシントップが逃げますが、内田騎手ですのでハナに立ってからは平均ペース
に持ち込むでしょう。 先行馬は揃ってますが、逃げたくはないクチですね。
先行組みのホッコータルマエとニホンピロアワーズは決め手勝負は避けたいので
早めのスパートが想定されます。
差し組のワンダーアキュートとベルシャザールは脚をため追い出すタイミングが
合えば差し切ることが可能ですね。