日曜競馬 展望

競馬


[ジャパンカップダート(G1)]




いよいよ、師走競馬が始まりました。
“荒れる師走競馬”といわれますが、何でこんな馬が来るのか?
という馬柱では読み切れない馬が穴を開けることがあります。
清水成駿氏の説には、今まで損ばかりさせていた馬主のために、人気薄
でも厩舎が精根込めて仕上げた馬の一発があるから、という説があります。



さて、JCダート。
ファンや関係者が指摘していた“ジャパンカップダート不要論”が
漸くJRAに届いたようですね。
アゴ・アシ・マクラ付きの、至れり尽くせりの招待レースにしても
“ご招待馬”が来ないのでは、ハナシになりません。
これはジャパンカップにも言えることです。
ダート競馬が主流の米国競馬では、“○○○ダート”なんてレース名は
皆無です。“○○○ターフ”はありますけどね。
問題は、ジャパンカップ“ダート”の名称です。
英語で汚い、ずるいを意味する「ダーティ」の語源は「ダート」です。
米国人にとっては、「ダート」という語源の響きに、いい印象を与えない
のでしょう。
そして、米国の「ダート」は粘土質の土であって、日本の「ダート」は
砂(サンド)です。米国の競馬場は左回りで、阪神は右回り。
これでは米国の一流馬が、来なくても仕方ありません。



ホッコータルマエが人気ですね。現時点で単勝1.9倍。凄い人気です。
7連続連対中で、内容は6勝2着1回です。それも全て違うコースで
距離もバラけています。 前走では、JBCクラシックを制してます。
1番人気は分かりますが、この馬から入っては師走競馬の高配当は望めません(笑)。
それにダート馬は所詮は、芝で足りなかった馬達ですよね。
日本の競馬はクラシックを始め、芝の競馬が主流です。



ベルシャザール(5歳)。 母は大好きだった活躍場マルカキャンディです。
この馬はダートに路線変更する前は、2歳でホープフルSを勝ち、3歳では
スプリングSではオルフェーヴルの0.1差の2着、
ダービーではオルフェーヴルに放されながらも3着。
そしてダート路線に方向展開してからは、(3・1・1・0)。
ベルシャザールの能力開花と名手ルメールの手綱捌きに賭けます。
馬券は馬連です。3番、5番などの穴まで広げます。


12−(1・3・4・5・6・7・8・14)