買い一巡後は?

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米国株、ダウ反発26ドル高 
財政協議に期待感 FRB人事も支え



9日の米株式市場でダウ工業株30種平均は3営業日ぶりに小反発し、前日比26ドル45セント(0.2%)高の
1万4802ドル98セントで終えた。オバマ米大統領が米下院で多数を握る共和党の指導部と10日に協議する
予定と伝わった。連邦債務の上限引き上げ問題で与野党が合意に近づくとの見方が浮上。投資家のリスク
回避姿勢がいったん和らいだ。



オバマ大統領は共和党の指導部と、債務上限の短期間の引き上げについて協議すると報じられた。
交渉期限である17日までに与野党が何らかの形で合意するとの期待が市場の一部で出た。

 

オバマ氏が午後、バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長の後任としてイエレン副議長を正式に指名した。
同氏が上院の承認を得て就任すれば緩和的な金融政策が長期化するとの見方も相場を支えた。

 

ただ、上昇の勢いは限られた。米財政問題の先行き警戒感はなお強く、売りが目立つ場面もあった。
米主要企業の四半期決算発表シーズンが始まり、業績の伸び悩みを懸念する売りも出たとの指摘があった。

 

一方、ハイテク比率が高いナスダック総合株価指数は3日続落し、前日比17.05ポイント(0.5%)安の3677.78
と9月6日以来の安値で終了した。

 

業種別S&P500種株価指数は「電気通信サービス」や「公益事業」など6業種が上昇し、「一般消費財
サービス」や「エネルギー」など4業種が下落した。
売買高はニューヨーク証券取引所(NYSE)が約7億3000万株(速報値)、ナスダック市場は約21億8000万株
(同)だった。


→ http://www.nikkei.com/markets/kaigai/summary.aspx?g=DGXNASB7IAA05_10102013000000



昨日の東京市場、今朝のNY市場(ダウ)は上げましたが、
あくまでも17日期限の米国債債務不履行は避けられるだろうという
“期待感”が支えであり、17日までは与野党というか、オバマ大統領と
下院共和党との綱引き、妥協点の見出しには、暫く時間がかかりそうですね。
ただ米国のみならず世界は、まさか米国が国債の元利償還をデフォルトする
はずはない、との常識感は持っていてもおかしくはありません。
私もないと思いますがね。
昨日の日経平均株価は、14,037円
CME225(¥)は、14,090円
ADRは、概ね堅調
為替ですが、今現在(7:30)1ドル=97円30銭台で推移。
今日はダウの上げ、シカゴ日経平均、そしてやや円安傾向を好感して
買いが先行するかもしれませんが、買い一巡後は膠着状態が続く
かもしれません。
しかし昨日の東京市場を見る限り、売り方も売り疲れというか、これ以上
売りに走る力は失速している感じがしますね。