閑散相場に売りはなし?

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米国株反発、ダウ27ドル高 
米中の経済指標で心理改善



8日の米株式市場でダウ工業株30種平均が4営業日ぶりに反発し、前日比27ドル65セント(0.2%)高
の1万5498ドル32セントで終えた。世界経済のけん引役である中国景気が減速しているとの懸念が後退。
雇用関連の米経済指標も市場予想ほど悪化せず、投資家心理の改善につながった。
午前中ごろには売りに押される場面があったが、午後に入ると持ち直した。



中国が発表した7月の貿易統計で、輸出額が前年同月比で2カ月ぶりに増加した。同国景気が勢いを取り
戻しているとの見方が浮上。米市場でも中国景気に対する警戒感が強かっただけに、運用リスクをとる
動きにつながった。

 


朝方発表の米新規失業保険申請件数は前週比で増加も、市場予想は下回った。
米雇用環境が改善傾向にあるとの見方につながり、相場を押し上げる要因になった。

 


ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数は3日ぶりに反発。前日比15.11ポイント(0.4%)高の
3669.12で終えた。

 


業種別S&P500種株価指数(全10業種)は、「素材」や「一般消費財・サービス」など9業種が上昇した。
「電気通信サービス」は下げた。ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は約6億9000万株(速報値)、
ナスダック市場は約16億4000万株(同)だった。

 

→ http://www.nikkei.com/markets/kaigai/summary.aspx?g=DGXNASB7IAA05_09082013000000


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まぁ反発といえども自立反発の面が大きいですね。
上がったといっても27ドルですから。
夏季休暇前に持ち高を調整する動きと、量的金融
緩和措置の早期終息見通しが漂っていては、腰が
入った買いは余り期待出来ないでしょうね。
さて、東京市場ですが、またまた先物売りに連動した
現物株の売りで急降下、終値は13,605円、
CME225(¥)は、13,650円とほぼ均衡。
為替ですが、今現在1ドル=96円50〜60銭台。
ロンドン市場では1ドル=95円台を一時的につけ
ました。
今日はこの2日間の下げの反発で始まり、後は、
ヘッジファンド先物売りを警戒しつつも、為替との
睨めっこで、売買が進むと思われます。
上手く行けば昨日の前場ぐらいの200円程度の上昇は
見込めるかもしれません。
が、閑散相場に売りはなし、は既に通用しなくなっている
格言ですが、来週からは一層の閑散相場になるだけに、
このヘンも頭に入れていた方がいいかもしれません。