アナリストの無能ぶりを責めるべし!

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前日のキヤノンに続いて、本日はJFEの決算が失望売りを誘った。
14時ごろに発表した13.4−6月期(1Q)決算は、経常利益が前年同期比3.6倍の352億円と
大幅増益となったが、市場予想(600億円程度)を下回った。
また、通期予想は前期比3.3倍の1700億円としたが、これも市場予想(2305億円)を大幅
に下回っており、JFEのみならず通期見通しについては保守的な姿勢を示すところは少な
くない。ただ、本日の決算は同業他社のみならず業績全般に対する警戒感を強めた感がある。



→ http://www.traders.co.jp/domestic_stocks/domestic_market/market_topix.asp#outlook_article1



何時も思うのですが、何なんでしょうかね、この「市場予想」って。
各社に巣食っている、主に証券会社の業績等の分析・予測等を行なって
いるアナリスト達によるデタラメな“予想”に過ぎません。
そしてその市場予想は、バ姦国人並みのファンタジーなものです。
概ね、現実の数値よりも高い数値を市場予想とする場合が多いですね。
このJFEの決算発表後の下げは何でしょうか。▲214円・▲8.30%。
会社としても株主としても納得がいかないのではないでしょうか。
昨年よりもこれだけいい数値が並んでも、売り浴びせの刑に処せられます。
その旗振り役は、証券会社です。
本来であれば会社が発表する決算に限りなく近い数値を「市場予想」
と位置ずけて、そこから外したアナリストこそ失格とすべきではないで
しょうか。
アナリストのレポートを参考にした投資家は、会社ではなく、懸け離れた
予想をしたアナリストを責めるべきですね。