そりゃ積極的にはねぇ

競馬


東証大引け、反落
米金融政策見極めで方向感欠く、
売買高は今年最低



18日の東京株式市場で日経平均株価は3営業日ぶりに反落した。
終値は前日比25円84銭(0.20%)安の1万3007円28銭だった。
前場に前日比で100円あまり上げた後に110円超下げるなど荒い値動きになったが、後場は様子見姿勢が
強まった。大引けの下げ幅は小幅で、1万3000円の大台を維持した。



連邦公開市場委員会(FOMC)を18〜19日に控え、声明文やその後のバーナンキ米連邦準備理事会
FRB)議長の記者会見を見極めたいとの雰囲気が強く、相場の方向感は乏しかった。
医薬品株などに売りが出る一方、国内販売計画の上積みが伝わったトヨタなど個別に材料の出た銘柄の
物色が相場を下支えした。

 

朝方は売り先行で始まったが、前日の米株高などを支えに指数先物主導で上昇する場面があった。
一方、麻生太郎財務相が日銀の追加の金融緩和観測について「期待しているのは一部」と述べたことが
伝わると、買いの手が乏しくなり日経平均が1万2919円まで下げる場面があった。
市場参加者が限られるなか、小口の売買で相場が上下に振れやすかった。

 

後場に入ると様子見姿勢が一段と強まった。後場の取引の高値と安値の差は97円程度と、前場の約220円の
2分の1以下に縮小した。日経平均が1万3000円を下回ると値ごろ感に着目した買いが主力株に入った一方、
米国でのイベントを控えて積極的に上値を追う動きもみられなかった。

 

東証株価指数(TOPIX)は小幅ながら3日続伸した。業種別TOPIXは全33業種中で18業種が上昇
した。海運業や鉱業の上昇が目立った一方、繊維製品や陸運業の下げが目立った。

 

東証1部の売買代金は概算で1兆9258億円と2日続けて2兆円を下回り、3月29日以来ほぼ2カ月半ぶりの
低水準にとどまった。売買高は24億3480万株と今年最低で、2012年12月25日以来ほぼ半年ぶりの低さだった。
東証1部の値下がり銘柄数は813、値上がり銘柄数は775、変わらずは123だった。

 

三菱UFJや三井住友FGなどメガバンクの一角が下げた。アステラスや武田、塩野義など医薬品株の下落も
指数の重荷になった。KDDIやNTTドコモ、ソフトバンクなど通信株も売られた。
一方、トヨタマツダなど自動車株の一角が上昇。米ヘッジファンド保有株の買い増しを明らかにした
ソニー大幅高で終えた。米ゼネラル・エレクトリック(GE)と航空機エンジンを共同開発すると伝わった
IHIも堅調だった。

 

東証2部株価指数は小幅ながら3日続伸した。朝日インテク、不二サッシ、
高木が上昇。半面、パルステック、M2J、昭和HDが下げた。



→ http://www.nikkei.com/markets/kabu/summary.aspx?g=DGXNASS0ISS16_18062013000000



今、世界はFOMCの声明・議事録にバーナンキFRB議長の発言に神経を
尖らせています。
この状況で積極的な売買に打って出る機関投資家は少なく、イベント通過を
固唾をのんで見守っています。
以前、「虎穴に入らずんば虎児を得ず」と書きましたが、何が何でも買いに
行け!ではなく、これまでの個人的経験則と市場心理、勝負するその株の
(私の場合はNTT(9432)などです)特有の動き、等々を勘案して
“行ける!”と思った時に、市場の方向性に逆らってでも買っているわけです。
成功はあります。勿論、失敗もあります。
失敗と気付いた時は、傷口を最小限に留めるべくの損切りですね。
因みに、これまで投資した株は、NTT、NTTドコモ、トヨタ武田薬品
など、銘柄としては少ないですね(デイトレは別)。
今はNTTを勝負株としてますが、ず〜っと同じ株で勝負を繰り返した方が
ず〜っと見続けているだけに、その株特有の動きなどが掴めますからね。