アセアンからシナを追い出せ

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対中国でASEANの橋頭堡に 安倍首相、タイとの協力重視



安倍晋三首相が17日に訪問したタイは、東南アジア諸国連合ASEAN)の中でも伝統的な
友好国だ。経済的な結びつきも強く、首相としてはタイを「ASEANの橋頭堡(きょうとうほ)」
(首相同行筋)とすることを狙う。背景にはASEAN諸国への影響力を強める中国に、米国と
ともに対抗し、今後の東アジアサミット(EAS)などの国際会議を有利に進めたい思惑がある。


首相の初外遊に選ばれたベトナム、タイ、インドネシアは人口、国内総生産(GDP)ともに域内
上位で、他のASEAN内の影響力も大きい。
外務省幹部は「域内大国を通じてASEAN全体と考え方の共有を図りたい」と述べる。

 

ただ、近年はASEAN全体の輸出入は、ともに中国が最大の相手国。タイの貿易相手国としても
中国は2011年現在で首位日本に肉薄しており、「国際会議でも中国寄りのスタンスが時折みられる」
(外務省筋)のが懸念材料だ。17日の首脳会談でインラック首相日中関係について「建設的役割を
果たしたい」と述べたのは、仲介役への意欲とも受けとめられる。

 

タイ以外のASEAN諸国でも、経済援助をてこに中国の存在感が増し、日本が“劣勢”に立たされる
傾向にある。こうした実態が如実に表れたのが昨年の国際会議だった。

 

「会場に着いて、ああなるほど。そういうことかと思った」



外務省幹部は昨年11月にラオスで開かれたアジア欧州会議(ASEM)首脳会議を苦々しく振り返る。
中国の席が議長国の隣に設置されていためだ。
国際会議の席順は通常はアルファベット順で、異例の措置だった。
昨年7月のASEAN外相会議では南シナ海問題で紛糾。議長国のカンボジアは中国に配慮し、ASEAN
創設以来初めて共同声明を見送った。

 

南シナ海問題で“対中強硬派”のフィリピンは日米両国と歩調を合わせ、経済制裁が行われていた頃には
中国の影響下にあったミャンマーも、民主化や日米の経済援助再開を受け、中国離れが進んでいる。

 

だが、GDP域内下位のカンボジアラオスは「援助ほしさに中国のいうことを聞いてしまう」(外務省筋)
のが実態。こうした中で日本が重視するのが、中立的な立場をとる域内大国だ。
日タイ首脳会談後、安倍首相はこう強調した。
ASEANの主要国であるタイのリーダーシップに期待をしております!」



→ http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130118/plc13011807230008-n1.htm



シナは経済と軍事の二枚刀でASEANに迫っています。
この地域からシナの軍事的プレゼンスを許してはなりません。
経済はあくまでも表の顔であり、裏の顔を無視してはなりません。
ラオスは兎も角、他の南シナ海諸国は、フィリピンを始め
シナとの領海・領土の危機に迫られています。
日本は色々な面で、アセアンとの関係を強化しなければなりません。
この地をシナの手に落としてはなりません。
日本にとっては極めて重要な海路・生命線だからです。
この海で原油を積んだ日本のタンカーが、シナの海賊船の脅威に
さらされては困るでしょ。