日曜競馬 回顧

競馬


[スプリンターズステークス(G1)]



いやぁ〜、見応えのあるレースでしたね。
前半32.7−後半34.0 と今年も前傾ラップになりました。
スタート地点から3コーナーまでが下り坂ですからね。
しかし、そこで行ってはいけません。
前半32.7で飛ばしたマジンプロスパーパドトロワは、直線で
馬群に沈みました。



しかし鮮やかだったのが、ロードカナロアの末脚ですね。
道中、敵はカレンチャン1頭と踏んで、岩田騎手は馬を直後につけます。
そして4コーナーで、自分の競馬に徹したカレンチャンは前を捕える勢い。 
そして、カレンチャンを徹底マークしたロードカナロワがカレンチャン
外から襲いかかります。 そしてデッドヒートの末、カレンチャン
退けての見事な優勝。1:06.7のレコードです。
ここ3戦がだらしないからな、フルゲートの大外枠だし・・・と思いきや
そんなの全く関係なく、過去3戦は何だったのでしょうか。
しかし岩田康成騎手の腹の据わった見事な度胸と作戦勝ちですね。
これで通算成績は(7・4・1・0)立派なものです。
安田隆行厩舎は、1着・2着・16着と出走馬の中で明暗を分けました。
でもG1でワンツーをキメたのは快挙ですね。
忘れちゃいけないのが、3着ドリームバレンチノ
函館SSではロードカナロアを制しての優勝。ダテではありませんでした。
香港勢は、流石に1分6秒台の決着には、ついて行けませんでした。



http://www.youtube.com/watch?v=PCBmYk7QyUs:movie,w500




[芙蓉ステークス(2歳OP)]


何、この馬は! サンプルエミューズ。
前走の未勝利戦は逃げて後続に5馬身差をつけてのブッ千切り。
そして今回は、離れた最後方から直線一気で、11頭をまとめて
面倒をみました。 中山の直線で・・・。
時計的にはたいしたことはありませんが、その勝ち方ですね、キモは。
岩田康成騎手の神憑り的な手綱捌きに、馬が応えましたね。
オープン特別を勝ちましたので、阪神JFの出走権は取りました。
阪神JFまで1戦を挟むか、直行するのか、いずれにしても、
現時点では、2歳女王の最有力候補の1頭ですね。