サハラ砂漠ではヤギも木に登るんやで

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砂漠のなかに突然現れたオアシス。緑は旅人の心を癒やしてくれるだろう。
だが、サハラ砂漠のあるオアシスの木は異様だ。
枝中にかなり大きなモフモフしたものがくっついているのである。


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暑さからくる幻!? そうではない。なんとこれは木に登って葉や実を食べまくるヤギさんたちなのだ。


木に登るヤギが見られるのはモロッコサハラ砂漠だ。
ヤギが登っているのはアルガンオイル(モロッコオイル)の原料になるアルガンツリーという木である。


砂漠はまさに灼熱地獄。ほかの草木はほとんど育たない。
水や食料が少ない中、現地のヤギは生存のために木に登ることを覚えたとされている。


彼らは木登りするだけでなく、枝の上をはねたり跳んだり自由自在。
不安定な場所に立っても平然としている。
まるで木にヤギが実っているような光景である。この大変珍しい光景は現地の名物にもなっている。


観光客が見守るなかそんなこと構わずぐらつく足場でモシャモシャと食事をするヤギ。
なんともシュールである。


ヤギは元々高所を好むという特徴がある。それをさしひいても彼らの環境への適応能力、いや食い意地には脱帽だ。


→ http://rocketnews24.com/2012/02/29/186963/


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